私たちは良質な医療・介護を通じて、地域社会の繁栄に貢献します。

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理事長あいさつ

  徳田禎久 理事長

社会医療法人禎心会は高齢化社会に対応するサービスを提供するため、札幌圏と宗谷圏において医療・介護複合体(医療から介護まで連携体制を組んでいる事業体)として計25事業を運営(平成27年12月現在)しております。

札幌市東区の「禎心会病院」は脳神経外科疾患を中心に、複数病変を持つことの多いご高齢の方々の診療に関連する診療科を標榜し、地域密着型病院として多くの住民の方々に多面的サービスを提供できるよう努めてまいりましたが、31年が経過致しました。

平成24年4月より、24時間救急受け入れ体制をとる「脳卒中センター」を立ち上げるとともに、最高レベルの脳神経外科手術の提供と優秀な脳神経外科医育成のため、日本でも屈指の手術症例数を持つ上山先生、谷川先生を招聘し「脳神経外科塾」も開設しました。平成26年度は日本の脳神経外科では最上位となる703件の手術を行うと共に、8名の若手医師も来道し研鑚を積んでおります。

同施設は、日本医療機能評価機構(一定の診療レベルにある病院かどうかを審査する組織)による病院機能評価認定施設であると共に、看護配置基準7:1(看護師配置が最高レベル)DPC対象病院(疾患別の医療費が一定ですむ、厚労省認可の病院)である数少ない民間病院で、質の高い医療提供を目指しております。

平成27年11月1日より「札幌禎心会病院」と名前を変え、がん・脳卒中・心臓病という三大疾患を中心とした診療を行う病院へと移行させました。がん診療においては、患者さん一人ひとりの状態やご希望にあうオーダーメイドの先進的な医療の提供を目指しており、道内第1号となる最新の放射線治療機を導入しました。また道内では北大病院に次ぐ陽子線治療装置を設置し、平成29年2月から稼動しています。

中央区の「セントラルCIクリニック」は大学病院をはじめ多くの施設から依頼を受け、PET、MRI、CTを駆使して、がんの診断や治療効果、再発の有無を中心に種々の疾患の画像診断を行う道内最大級の施設です。診断が難しい症例については検査結果と実際の治療結果とが合致しているかどうかの検討を依頼先医師と繰り返しており、トップレベルの診断精度を誇っております。今年より新たに放射線診断専門医3名が入職し、すべての疾患について更にレベルの高い診断が可能となりました。

平成25年8月よりJR沿線にお住まいの方々にもご利用いただけるよう、札幌駅北口に地下で直結しているビルに最新のMRI、CTを備えた「さっぽろ北口クリニック」を開設いたしました。一つのクリニックに脳神経外科、乳腺外科(MRIを駆使して乳がん診断ができる札幌で初めての診療科です)、整形外科、ペインクリニック外科医が常勤、平成26年10月から神経内科医、平成27年より内科医も勤務し、様々な疾患に対応できるのが最大の特徴で、頭痛、顔面痛、頸部痛、肩こり、背部・腰部痛、四肢の痛みなど多くの痛みに対する診療が可能ですし、めまい、半身や手足の痺れ・脱力、歩行障害、さらには物忘れなど、脳や脊髄、末梢神経に関連する症状、パーキンソン病など難病や、色々な消化器症状にも対応いたします。

平成23年に開設した「禎心会東在宅クリニック」は通院が難しい患者さんの利便を図るため地域密着型医療提供の一環として居宅介護と連携して業務を行っております。患者さんの状態に合わせ、訪問診療に加え、介護系事業所と連携して訪問リハビリテーション、訪問看護も同時に実施し、禎心会病院移転に伴い同所へ移って、「禎心会北44条クリニック」としてリニューアル致しました。

介護系事業では老人保健施設や通所系サービス、居宅介護系サービスに加え、サービス付高齢者住宅では生活支援も展開しており、患者さんや利用者さんのご要望に広く対応できるシステムを構築しております。平成21年からは社会福祉法人「札幌山の手リハビリセンター」との協業化を図り障害者福祉への支援も行っており、総体として介護・福祉の密な連携を行っております。

稚内市では、棟続きの施設である「稚内禎心会病院」「老人保健施設 ら・ぷらーさ」の医療介護複合施設にて、主に脳神経疾患の診療と長期療養を必要とする患者さんへの対応を行っているほか、在宅医療、居宅系介護も行い、宗谷管内の医療・介護の重要な一翼を担っております。特に病院は市立稚内病院の脳神経外科医引き上げに伴い、平成11年から宗谷管内唯一の脳神経外科として住民の救命救急医療に対応しております。

当法人の最大の特長は、かねてより高齢化社会を念頭に札幌・宗谷圏いずれにおいても、医療と介護を合わせた支援体制を順次整備してきたことです。受診された患者さんが長期療養や介護を要するようになっても継続したサービスが受けられるよう、老人保健施設や認知症対応のグループホーム(関連法人との協業化)、複数の通所サービス施設、訪問診療、訪問看護、訪問リハビリ、訪問介護など在宅医療、居宅介護に係るさまざまな機能を持っており、それぞれの状況にあわせて種々な相談にのれるMSWも多数配置しております。

当法人は救急医療の提供やへき地医療の支援を行っているため、公益性の高い医療を提供する法人として平成22年3月1日付で道内5番目の「社会医療法人」の認可を受けました。『質の高い医療・介護を通じて、地域社会の繁栄に貢献する』という法人理念達成のために、職員一同、今後も日々切磋琢磨し、少しでも社会貢献ができるよう努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

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