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薬局だより

高尿酸血症・痛風について

高尿酸血症・痛風は生活スタイルが影響すると言われています。そこで、高尿酸血症・痛風にならないために、生活を考えてみてはいかがでしょうか?


□高尿酸血症の原因

 通常、新陳代謝によって細胞が分解されたり、エネルギーを使うと、体内で尿酸が作られます。そして、尿とともに腎臓から体の外へと排出されます。このようにして人間の体は、日々尿酸の量を一定に保つように働きます。
 ところが、なんらかの原因で尿酸が過剰に作られたり、腎臓などでの排泄がうまくいかなくなると、体内の尿酸値が高くなり、高尿酸血症になってしまいます。
 尿酸が過剰に作られる原因としては、プリン体を多く含む食品の食べ過ぎや飲酒等の影響が考えられます。一方、尿酸の排泄が減少する原因としては、腎臓の機能の低下などが考えられます。
 通常、血液中の尿酸値(血清尿酸値)が7.0mg/dl以上になった状態を高尿酸血症といいます。男性に多い病気ですが、だからといって女性も安心してはいられません。女性の場合、女性ホルモンが尿酸の排泄を手伝ってくれていますので、なりにくいと言われていますが、閉経後は女性ホルモンの量が低下してくるため、尿酸値に気をつけなければなりません。


□痛風の原因

 高尿酸血症の状態がさらに進んで関節痛が出た状態を痛風といいます。
 痛風は高尿酸血症の人全員が必ずなるわけではありませんが、血液中の尿酸値が高いほど、また長く持続するほど発症しやすくなります。血液中の尿酸値が高いと尿酸が溶けきれなくなり、結晶化し炎症を起こします。痛風の激痛は、結晶化した尿酸が関節や腎臓などに沈着し、それが白血球によって攻撃を受けるため起こります。痛風の典型的な発作症状には、突然足の親指の付け根の関節がひどく腫れ、激痛をともなったり、尿路結石などがあります。


□高尿酸血症・痛風の予防

 食事は摂取カロリーを抑え、多種類の食品をバランス良くとり入れることが重要です。また、十分に水分を摂りましょう。運動は呼吸を整えながらゆっくり行えるウォーキング、ジョギング、水泳などの有酸素運動が効果的です。また、尿酸のもととなるプリン体が多く含まれている食品(牛・豚・鶏などの内蔵類やステーキ)の摂り過ぎにも注意しましょう。アルコールには血液中の尿酸値(血清尿酸値)を増加させる働きがあります。また、尿酸のもととなるプリン体も含まれていますので、アルコールを飲む場合には飲む量を決めて、飲み過ぎないように心がけましょう。中でもビールは、他のアルコールに比べてプリン体が極めて多く含まれていますので、できるだけ避けた方が良いでしょう。


□高尿酸血症・痛風の治療

 薬物療法は、血液中の尿酸値(血清尿酸値)のコントロールの2つに分けられ、体内で尿酸産生を抑制する薬剤と尿中への尿酸排泄を促進する薬剤があります。血清尿酸値をコントロールするこれらの薬は服用をやめると、尿酸値がすぐに戻ってしまうため、長期間、根気よく治療を継続することが大切です。
 痛風発作の治療としては痛風発作時に痛み止めを使用します。


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