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薬局だより

タバコと薬の相互作用について


 薬は体の中の肝臓で代謝され、多くの場合は無害で活性のない代謝物に変換されます。ですから、肝臓の薬物代謝酵素の活性が高いか低いかは薬物の効果にも大きく影響して、肝臓の薬物代謝酵素の活性を高める薬物は他の薬物の代謝を促進し、薬理効果を減弱します。
 タバコの煙の中に含まれるベンツピレン、3-メチルコランスレンは肝臓の薬物代謝酵素を活性化し、薬の効果を減弱させます。

□タバコと薬の相互作用
対象薬物 商品名 相互作用 機序及び併用状の注意点
経口避妊薬 副作用増強 心血管系への有害作用増加
塩酸イミプラミン トフラニール
イミドール
効果減弱 肝ミクロソーム分画の
薬物代謝酵素の活性化
塩酸プロプラノロール インデラル 代謝促進
アセトアミノフェン ピリナジン,カロナール
アンチピリン
クロルプロマジン ウイタミン,コントミン
ジアゼパム セルシン
テオフィリン テオドール,テオロング,
スローピット,ユニフィル
ヘパナトリウム
ペンタゾシン ソセゴン,ペンタジン
アミノフィリン アルピナ,キョーフィリン,
ネオフィリン
薬剤の血中
濃度低下
肝薬物代謝酵素が誘導
禁煙により薬物の血中濃度上昇
→テオフィリン中毒症状発現
(急に禁煙することでおきる)
コリンテオフィリン テオコリン
テオフィリン
リトナビル ノービア 薬剤の
AUC減少
※治療薬マニュアル2006より

□禁煙を考えている方へ
 薬局で販売されている禁煙を助けるためのニコチンガムや、医療機関で処方されるニコチンパッチなどのニコチン製剤があります。かかりつけ医と相談し、上手に禁煙することをおすすめします。


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