よくご覧になられているページ

外科的治療

外科的治療

当院では、診療科の垣根を越えた外科的手術を行っております。

胃がん・大腸がん

消化器外科では、消化器内科と連携しながら、外科治療を行っています。主に胃がん、大腸がんに対しては、低侵襲(傷や身体への負担が小さい)治療による早期退院、社会復帰を目指し、腹腔鏡手術を積極的に導入しています。

脳腫瘍

脳腫瘍は、頭蓋骨の内部にできる腫瘍の総称です。脳の細胞や脳を取り巻くものから発生する原発性脳腫瘍と他の臓器のがんが脳に転移する転移性脳腫瘍があります。症状は、頭痛やめまい、ふらつき、手足のしびれ・まひ、話しづらい、物が二重に見える(複視)、音が聞こえづらいなど腫瘍が発生する部位によって様々です。
脳腫瘍は、良性腫瘍の場合は、部位や大きさ、症状によって、経過観察や手術で全て摘出する場合もあります。一方、悪性腫瘍の場合は、手術に加え、放射線治療や薬物療法などを組み合わせた集学的治療が必要となってきます。
当院では、数多くの症例で培った頭蓋底手術の技術や内視鏡技術、各診療科における専門的治療を融合した安全で質の高い治療が特長となっています。

頭頸部がん

頭頸部がんの治療には、手術、放射線療法、薬物療法(抗がん剤治療、がん免疫療法など)の3つの治療法があり、がんの発生部位や進行度、患者さんの全身状態(年齢や持病)を考慮して治療法を決定します。
また、頭頸部は呼吸、発声、嚥下(飲み込み)など生活を送る上で重要な機能を担っていますので、治療後の生活に及ぼす影響も考慮し、患者さんと相談して治療法を選択しています。

乳がん

乳がんは、日本人女性の9人に1人がかかると言われ、患者数は年々増加傾向にあります。当院では、病態の進行程度によって、外科手術や化学療法、ホルモン療法、分子標的療法を組み合わせて、治療しています。手術は、腫瘍の大きさ・形状により、患者さんのご希望をお聞きしながら、温存できるものは可能な限り温存した形で行っています。

子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん

婦人科では、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんなど多くの悪性腫瘍の症例を診てきた婦人科腫瘍専門医が診断から治療までスピーディーに対応します。加えて、術後の放射線療法や薬物療法も当院で行うことができます。

手術支援ロボット ダヴィンチ 2024年4月 導入予定