この度、多汗症の治療で、胸腔鏡下交感神経切除術というものを施して頂き、感謝の意を込めて一筆執らせて頂きました。 私の場合、腋窩の汗が特に酷く、学生時代はさほど気にしていませんでしたが、社会人になってから、商談や会話、或いは電話などのちょっとした緊張感で、ワイシャツに大きなしみができる程の発汗があり、夏でもジャケットを脱ぐことが憚られました。 仕事以外に於いてもやはり汗じみが気になって、夏場は白いT-シャツ、冬場はT-シャツの上に厚手のセーターといったような汗をかいても目立たないような服装でないと安心できませんでした。 また、冬でも夏と同様の発汗があり、服が汗で濡れてくると寒く感じることもあって、日に3~4回T-シャツを着替えて生活しておりました。 特に悩んでいたというよりは、こういう体質なのだから仕方がないと諦めていたような気持ちだったのですが、雑誌か何かで「多汗症は手術で治る」というような記事を読んで治療に興味を持ち、インターネットで検索して貴院を受診した次第でした。
ドクターの説明とVTRを見て思ったことは、
- 全身麻酔を受けたことがないので怖い。
- 喫煙に因って切除できない場合に該当したらどうしよう。
- 代償性発汗とはどの程度の発汗なのだろうか。
の大きく3つだったように思います。 今までこの体質で生活してきたことを考えると、手術を受けるかどうか迷いも生じましたが、一時の治療で以前の煩わしい生活から開放され、着たい服が着られるようになるのであれば、また、タバコは自分が好きで吸っているのでそれで切除できなかったと言われても諦めがつくとの思いもあり、意を固めました。 いざ手術に挑むとあっという間に麻酔で眠ってしまい、目が醒めると終わっていたという感じでした。 術後の感想は、まず手が温かくなったということでした。ずっと冷え症で、手掌は若干湿っていることが多かったのですが、乾いて温かくなりました。また、腋窩の発汗は殆どなくなりました。 時に腹部にしっとりと発汗が認められ、これが代償性発汗だと思われるのですが、今のところ全くと言っていい程気になるものではありません。 創部は両腋窩にほんの数ミリ程度の傷で、こちらも全く気にならないと思います。
術前は不安感もありましたが、いまではもっと早く治療を受けていれば良かったと思っております。担当の先生をはじめ、看護師の方々ほかスタッフの方に大変感謝しております。
本当にありがとうございました。 |