施設長あいさつ

当施設は、医学的管理の下での看護、介護、リハビリテーション、その他必要な医療と日常生活上のお世話などの介護保健施設サービスを提供することで、入所者が個々の能力に応じた日常生活を営み、1日でも早く家庭での生活に戻ることができるように支援する介護施設として2005年に開設されました。

施設サービス以外に利用者の方が居宅での生活を1日でも長く継続できるよう、ショートステイ（短期入所サービス）や通所リハビリテーションといった居宅サービスもご利用できます。

入所施設はすべて個室で10室を１ユニットとし、個人の生活を重視するユニット・ケア方式を採っています。10人の方がユニット担当の介護士の介護を受けながらグループでの日常生活やレクリエーションなどを楽しんでおります。個人生活と集団生活を織り交ぜ居心地良く過ごして頂けるよう配慮しております。ユニットは２階と３階に４つずつあり、計80名の方にご利用頂けます。医療に関しては常勤医師と常勤看護師が対応し、夜間も常時１名の看護師が看護に当たっております。基本的に風邪など軽症状の治療を除き、診療情報に基づき病院から指示された、服薬、食事、リハビリを中心とした医療を継続することになります。新たな病気が出現や、治療継続中の病気が悪化した場合には施設の医師がご家族とご相談のうえ、医療機関へご紹介し治療して頂きます。

我が国は今までに経験したことのない超高齢化社会を迎えております。それに伴い医療と介護を必要とされる方々も増加しております。その中で当施設は良質な医療、介護サービスを提供できる理想的な施設実現に向けて、職員一同努力して参りたいと思っております。