2021年度 札幌禎心会病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 15 59 76 137 303 466 738 1214 1147 414
2021年度の年齢階級別の退院患者数は、0歳から19歳までが74名で全体の1.62%、20歳から59歳までが982名で21.49%、60歳以上が3513名で全体の76.89%を占める結果となりました。特に、70歳から89歳までの間で2361名となり、全体の約半数をこの年齢層が占める結果となりました。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 213 17.11 15.63 18.31 69.64
010030xx9900xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 131 3.58 7.21 0.00 62.39
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 127 7.94 7.22 11.81 64.33
010030xx01x0xx 未破裂脳動脈瘤 脳動脈瘤頸部クリッピング等 手術・処置等2 なし 117 21.83 15.26 2.56 65.30
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 110 3.11 4.92 0.00 70.56
脳神経外科は、脳や神経、脊椎の病気を主に扱う診療科です。

2021年度は、昨年と同じく脳梗塞の患者さんが一番多く、次いで未破裂脳動脈瘤の手術や検査で入院した人が多くなりました。また、前庭機能障害(めまい)やてんかんで入院される方も、ほぼ、例年通りの集計結果となりました。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900xx 術なし 心不全 手手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 50 19.56 17.35 12.00 86.06
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 46 3.56 4.36 4.35 70.32
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 44 19.40 13.14 11.36 81.43
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 39 2.28 3.06 0.00 72.66
050050xx9920xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 30 2.20 3.27 0.00 70.86
循環器内科は、心臓や血管、血圧などの病気を主に扱う診療科です。

2021年度は、心不全(手術なし)の患者さんが一番多い結果と見えますが、実際は、手術の有無で分類が変わり、複数項目に表示されている「狭心症、慢性虚血性心疾患」が一番多い患者さんとなります。また、例年通り、尿路感染症などでの入院も数多く入院されています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 97 44.57 25.32 45.36 84.14
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 39 22.15 19.34 51.28 82.56
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 29 6.89 4.99 3.45 69.31
070160xx01xxxx 上肢末梢神経麻痺 手根管開放手術等 16 6.25 4.58 0.00 72.43
070200xxxxxxxx 手関節症(変形性を含む。) 14 6.92 7.59 0.00 65.28
整形外科は、主に骨や関節などの骨格系やそれらを取り囲む筋肉やその神経系からなる「運動器」の機能的改善を主に取り扱う診療科です。

2021年度も、股関節や大腿骨骨折で入院した患者さんが最も多く、次いで胸腰椎、腕の骨折と例年通りの結果となりました。次いで、上肢末梢神経麻痺などの手関節に関する入院が多い結果となっています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 72 2.15 2.65 0.00 64.56
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 18 12.27 13.14 0.00 77.11
060380xxxxx00x ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 4.68 5.53 0.00 52.81
060130xx9900xx 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 13 5.69 7.74 0.00 82.07
060335xx99x00x 胆嚢炎等 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 12 13.58 10.94 0.00 75.41
消化器内科は、食道から始まり、胃、小腸、大腸へと続き、更には肝臓、膵臓、胆嚢など、内科の中でも特に「臓器」に特化し、幅広い領域の病気を扱う診療科です。

2020年度も、内視鏡を用いてポリープを切除(粘膜切除術)した患者さんが一番多い結果となりましたが、二番目に尿路感染症、次いで、ウイルス性などの腸炎が多い結果となりました。
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 37 8.29 4.74 2.70 69.54
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 14 8.35 6.25 7.14 60.07
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 11 23.63 15.76 0.00 68.63
消化器外科は、食べ物を消化・吸収・排泄・代謝・貯留する臓器に病気が発生した時、治療を行う診療科です。

20201度も昨年に続き、鼠経ヘルニア(脱腸)の手術目的で入院された患者が最も多い結果となり、、次いで胆嚢疾患、結腸の悪性腫瘍に関する入院が多い結果となりました。
頭頚部外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 18 5.88 6.47 0.00 61.22
03001xxx0111xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 1あり 17 51.82 41.34 0.00 68.58
03001xxx0100xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 11 18.09 13.07 0.00 69.18
頭頸科は、主に頸部や口腔内、舌などにできた腫瘍や耳に関する治療を行う診療科です。

2020年度は、慢性副鼻腔炎の治療目的で入院された方が多い結果となりましたが、実際は、処置の有無によって分割された2番目と3番目の頭頚部の悪性腫瘍に関する入院が多くなります。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 32 6.78 5.32 0.00 76.62
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 なし 14 17.71 11.06 7.14 79.35
050170xx02000x 閉塞性動脈疾患 動脈形成術、吻合術 指(手、足)の動脈等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 15.85 - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

心臓血管外科は、その名の通り心臓の血管をメインに、四肢の血管に対する病気を取り扱う診療科です。

2021年度も、血管が詰まってしまった(閉塞)部分の除去術や大動脈瘤をステントグラフトを用いて治療する手術を目的に入院した患者さんが多い結果となりました。
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070350xx01xxxx 椎間板変性、ヘルニア 内視鏡下椎間板摘出(切除)術 後方摘出術等 36 9.77 9.97 2.78 56.94
070370xx01xxxx 脊椎骨粗鬆症 経皮的椎体形成術 16 20.68 18.34 6.25 80.93
070341xx020xxx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 頸部 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等1 なし 11 23.54 19.76 18.1 76.36
足のしびれ感や痛み、麻痺や歩行障害を患う方に専門的な診断・治療を行うのが脊椎・脊髄末梢神経外科です。

2021年度は、内視鏡を用いた椎間板摘出術を目的とした入院が一番多く、次いで、骨粗鬆症、脊柱管狭窄症という結果となりました。
放射線治療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx9902xx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 18 29.38 24.15 0.00 73.88
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等2 2あり 14 16.85 20.77 64.29 72.35
010010xx9903xx 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 3あり 11 9.63 17.10 63.64 74.54
放射線治療科は、主に悪性腫瘍に対する放射線治療を行い、各診療科と連携する形で治療を行う事が多い診療科です。また、「放射線」とは性質の違う「陽子線」の照射に関連する治療も放射線治療科で担当しています。

2021年度は、前立腺がんに対する治療目的に続いて、骨の悪性腫瘍、脳腫瘍に対する治療目的の患者さんが多いという結果となりました。陽子線や放射線治療を用いた治療を行っているのが、この放射線治療科になります。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 25 3.24 6.04 0.00 44.28
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 21 5.66 8.31 0.00 72.52
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 - - 6.11 - -
婦人科は検診やドックのみならず、腫瘍、子宮脱、尿漏れ、子宮内膜症など、幅広い婦人科領域の疾患を扱う診療科です。

2021年度は、子宮脱に伴う手術目的で入院した患者が最も多く、次いで生殖器脱や卵巣の良性腫瘍の治療目的での入院が多い結果となりました。
ペインクリニック
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070350xx99x0xx 椎間板変性、ヘルニア 手術なし 手術・処置等2 なし 16 2.43 9.90 0.00 51.68
070430xx97xxxx 神経異栄養症、骨成長障害、骨障害(その他) その他の手術あり - - 8.66 - -
070343xx99x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等2 なし - - 13.35 - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

ペインクリニックは、痛みのコントロールを主に治療目的とした診療科です。

2021年度も、椎間板のヘルニアや変性に伴う入院が最も多く、次いで骨成長障害、骨障害や脊柱管狭窄の治療数が多い結果となりました。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし 19 10.05 10.15 0.00 63.789
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり - - 4.10 - -
090010xx99x31x 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) - - 5.88 - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

乳腺外科は、その名の通り乳房に係る疾患を主に取り扱う診療科です。

2021年度は、乳房の腫瘍(悪性及び良性)の手術目的入院が多い結果となりました。
糖尿病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり 14 22.00 14.41 0.00 60.42
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 - - 15.57 - -
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 13.25 - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

糖尿病内科は、糖尿病もしくは、糖尿病由来の合併症の治療・管理および予防を中心に行う診療科です。

その名の通り、2型糖尿病(後天性)に関する治療入院が多い結果となりました。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - 11 - 1 8
大腸癌 - 17 - - 13 - 1 8
乳癌 - - - - - - 1 8
肺癌 - - - - - - 1 8
肝癌 - - - - - - 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

当院では、主に、消化器内科、消化器外科、放射線治療科、頭頸科、乳腺外科が主に5大癌領域の治療を行っております。

例年通り、大腸がん患者さんが多い結果となりました。理由としては、消化器内科による内視鏡検査での腫瘍発見件数が多く、そこから悪性と判断された患者が多くなったからだと考えられます。胃癌も同じ理由と想定されます。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 47 20.34 84.66
重症 21 26.14 85.43
超重症 - - -
不明 - - -
※下記該当各1点
 ① Age(年齢)男子70歳以上、女性75歳以上
 ② Dehydration(脱水)BUN21㎎/dL以上または脱水あり
 ③ RespirationSpO2<=90%(PaO2 60Torr以下)
 ④ Orientation(意識障害)意識障害あり
 ⑤ Pressure(収縮期血圧)収縮期血圧90mmHg以下

軽傷=0 中等症=1~2 重症=3 超重症=4~5 但しショック状態があれば1項目でも超重症とする。


今年も、中等症が一番多く、次いで、重度の患者が多くなります。罹患患者としては、80代中盤と高齢の方が多くなります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 675 23.48 76.02 32.34
その他 33 23.24 76.24 1.69
当院では、脳卒中センターを開設し、24時間365日体制で受け入れを行っています。そのため、急性期の発症患者が多いのが特徴です。また、状態が安定した後、慢性期の病院と連携する事も多く転院率も32%を超える結果となりました。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 124 4.87 30.29 15.32 65.82
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 56 2.16 13.46 16.07 79.10
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 37 11.59 35.89 24.32 63.24
K6092 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) 35 6.88 28.42 20.00 72.74
K178-4 経皮的脳血栓回収術 29 1.20 37.13 21.2 78.44
脳神経外科では、例年通り、脳動脈瘤に対するクリッピング術が最も多く、次いで頭蓋内血腫除去術が多くなりました。当院においては、脳動脈瘤に対するクリッピング術の年間症例数は全国でも屈指の術数です。また、近年では、侵襲が少ない血管内治療も件数が増えています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 34 4.97 3.44 5.88 70.35
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 12 2.25 3.58 0.00 56.91
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 10 1.00 8.80 0.00 73.90
循環器内科では、PCI(ステント留置術)が多く、「心臓」に関する手術が多い結果となりました。また、平均術前日数が少ない事から、緊急で手術を施行する症例も多くあることがわかります。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 60 7.68 35.48 31.66 84.85
K0811 人工骨頭挿入術(股) 38 11.05 38.26 57.89 83.31
K0462 骨折観血的手術(前腕) 30 2.90 6.60 6.66 73.46
K093 手根管開放手術 13 2.00 5.07 0.00 75.23
K0803 関節形成手術(指) 10 1.90 6.30 0.00 66.00
2021年度も、骨折に対する手術が一番多く、次いで人工骨頭挿入術が多い結果となりました。また、手根管解放手術などの「手」の関連する手術も多い結果となりました。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 67 1.26 2.01 0.00 64.52
K688 内視鏡的胆置道ステント留術 15 2.53 11.06 0.00 81.80
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

消化器内科では、内視鏡を用いたポリープに関連する手術と胆道に関する手術が多い結果となりました。
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 22 3.09 7.81 4.54 76.54
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 21 4.71 7.66 9.52 59.52
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 15 11.73 18.20 13.33 72.26
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 15 2.00 4.93 0.00 59.26
消化器外科では、鼠経ヘルニアが昨年度、一番多い手術となり、内視鏡下での胆嚢摘出術や結腸の切除術が次いで多い結果となりました。
頭頚部外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 17 2.17 4.47 0.00 61.76
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

頭頚部外科では、入院数でも一番多かった副鼻腔に関する手術が多い結果となりました。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 32 2.50 4.93 0.00 76.75
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 12 6.25 10.66 8.33 77.58
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

心臓血管外科では、例年通り四肢の血管拡張術・血栓除去術が一番多く、次いで、腹部大動脈に対するステントグラフト内挿術が多い結果でした。
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K134-22 内視鏡下椎間板摘出(切除)術(後方摘出術) 35 2.68 9.82 5.71 57.743
K142-4 経皮的椎体形成術 15 3.40 14.86 0.00 81.533
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) 12 5.66 21.25 25.00 75.750
K142-5 内視鏡下椎弓形成術 10 2.10 9.10 0.00 65.400
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 10 3.30 28.40 0.00 68.000
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)では、内視鏡下での椎間板摘出術が最も多い結果となりました。また、脊椎変性疾患に対する切除・固定術や経皮的椎体形成術も多い結果となり、例年とほぼ変わらない順位となります。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8732 子宮鏡下子宮筋腫摘出術(その他) 22 1.95 1.86 0.00 44.77
K8232 尿失禁手術(その他) 15 2.00 4.40 0.00 73.06
- - - - - - -
婦人科では、子宮筋腫に対して内視鏡下での手術が一番多い結果となり、次いで腫瘍等による子宮全摘術や子宮頸部切除術が多い結果となりました。
ペインクリニック
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1901 脊髄刺激装置植込術(脊髄刺激電極を留置) 12 1.41 9.41 12.00 73.33
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※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

ペインクリニックでは、慢性疼痛に対する脊髄刺激装置植込術の手術が一番多い結果となりました。これは、微弱な電流を流す事によって、痛みを緩和させる装置を体内に埋め込む手術になります。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 22 0.49
異なる - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

残念ながら、術後に合併症(感染症など)を併発するケースがあり、今期は20件を超える症例で発生した結果となりました。
更新履歴
20220929
2016/09/27 1回目(2015年度分) レイアウト確認の為、空ページで更新
2016/09/28 2回目(2015年度分) 実数字公表及び説明文掲載
2017/09/28 3回目(2016年度分) 実数字公表及び説明文掲載
2018/09/25 4回目(2017年度分) 実数字公表及び説明文掲載
2019/09/06 5回目(2018年度分) 実数字公表及び説明文掲載
2020/09/28 6回目(2019年度分) 実数字公表及び説明文掲載
2021/09/30 7回目(2020年度分) 実数字公表及び説明文掲載
2022/09/29 8回目(2021年度分) 実数字講評及び説明文掲載