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放射線治療装置リニアック

放射線治療装置リニアックTrueBeam STx with Novalis Radiosurgery

道内初導入の世界最先端システム

欧米ではがん患者さんの60%以上が放射線治療を受けていますが、日本では30%以下と低いのが現状です。
当院は放射線治療に力を入れ、世界トップレベルの医療機関に導入されている高精度画像誘導放射線治療装置リニアック「ノバリスSTx」を道内で初導入し、2015年11月から放射線治療を開始しています。
同装置は3種類のX線エネルギーと多い量のX線を照射することができます。さらに、複雑な形状のがん病巣に対して、2.5㎜の世界最小幅のマルチリーフコリメータを用いてがん病巣のみを照射することが可能です。これらの特性をいかし、高精度放射線治療の回転強度変調放射線治療(VMAT)、強度変調放射線治療(IMRT)、脳定位照射(SRT)及び体幹部定位照射(SBRT)をより短時間で高精度に行うことができます。
加えて、治療装置に付属したCT装置と治療室内に設置した2方向のX線撮影装置(ExacTrac 6D Systems)によって、がん病巣や周辺の重要な臓器の位置や変位、変形を画像解析装置で解析し正確に照射することができます。

当院の放射線治療

■ 回転IMRT(VMAT・Rapid Arc)

従来のIMRTはリニアックを固定した状態で照射していますが、当院では回転させながら行えることで、治療時間を大幅に短縮し、負担を軽減します。加えて、より腫瘍形状に一致した照射を実現、正常組織への障害(副作用)を抑えることができる、“ひとに優しい治療法”です。

■ IMRTの適応症例

保険適応の対象は限局性の固形悪性腫瘍とすべての種類のがんです。当院では脳腫瘍や頭頸部腫瘍、前立腺などをはじめ、全身の病気に対して個々の状態に応じた治療を実施します。

■ 体幹部(肺がん、肝臓がん)定位放射線治療と適応症例

現在、体幹部定位放射線治療の保険適応となるのは肺がん、肝臓がんです。当院では呼吸の影響を考慮した精度の高い放射線治療を行います。

■ 痛みの伴わない脳定位放射線治療の適応症例
基本的に3cm以下の転移性脳腫瘍(3、4個以内)や原発性悪性脳腫瘍などの悪性疾患に加え、動静脈奇形や良性脳腫瘍(聴神経腫瘍、髄膜腫)といった良性疾患も適応です。
従来の脳定位照射は頭蓋骨を金属ピンで固定し、治療終了までそのままの状態でなければならず、その間、頭部への圧迫痛が伴っていました。当院はそれぞれの患者さん専用頭部固定マスクを使用、赤外線位置照合システムとロボティックカウチ(ロボット制御による治療台の自動補正機能)を併用して、腫瘍部分にミリ単位の精度の照射が可能、ピン固定と同じ位置精度で痛みの伴わない脳定位放射線治療を行います。
■ 専門チームによる脳腫瘍治療が可能

脳神経外科医と放射線腫瘍医が専門的なチームを結成し、放射線腫瘍医による高精度画像誘導放射線治療で最適な脳腫瘍治療を提供します。手術および脳定位放射線治療をそれぞれ単独で行うことも可能です。

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