職場紹介

施設 札幌禎心会病院
職種 臨床工学技士
臨床工学科

職場の役割と特徴

臨床工学技士は、医師の指示のもと、生命維持管理装置の操作及び保守点検を行う事を業とする医療機器の専門医療職種です。 医師や看護師などとともに医療機器を用いたチーム医療の一員として生命維持をサポートしています。 医療機器の高度化と技術の進歩により、保守管理業務だけではなく、専門知識・技術を自己研鑽に取り組む臨床工学技士が介入する臨床場面が多くなってきており、手術室やAG室、内視鏡センターでの検査や手術対応、高気圧酸素治療室やハイパーサーミア室では治療装置の操作を担っています。

仕事のやりがいについて

医療機器の専門職種として、医療機器の適正使用のために安全性確保と有効性維持に貢献できます。 全ての医療機器を管理するので、最新の医療機器の情報を早く入手することが出来、学ぶことが出来ます。管理している以上、保守点検の実施や適正な操作が求められ、責任は大きいですが、医師や看護師からも信頼され、やりがいがあります。 2021年の臨床工学技士法の一部改正により、業務範囲も追加されるなどタスクシフト・タスクシェアを行っていく上で、高い知識と技術を要する分野での需要が高まっており、チーム医療を推進している実感が持てます。

ホームページを見た人に一言

現在(2022年9月)12名の臨床工学技士で臨床業務と機器管理業務を行っています。 心臓・脳・四肢血管カテーテル治療、不整脈治療 (アブレーション、ペースメーカ)、人工透析 (慢性、急性、アフェレーシス)、人工心肺、ステントグラフト手術室、内視鏡、高気圧酸素治療、ハイパーサーミアとさまざま場面で専門性を発揮しています。 また、医療機器管理部門として医療機器安全使用のための研修や医療機器保守点検に関する計画策定や保守点検の適切な実施に取り組んでいます。担当部門の業務を超え、チーム医療の一員として活躍したい方との協働を希望しています。