臨床検査科
| 施設 | 稚内禎心会病院 |
|---|---|
| 職種 | 臨床検査技師 |
職場の役割と特徴
身体の健康状態を知るためや、身体異常の原因の検索、治療の方針を選択するため、 また治療の状態を確認する目的として、病院では様々な検査が用いられています。 それらの一助を担う臨床検査技師が行う検査には以下のように大きく2つに分けられます。 ・検体検査・・・患者さんから採取された血液、尿、便、髄液、その他組織などを用い化学的、形態学的に検査を行います。 ・生理機能検査・・・心電図、脳波、超音波検査、肺機能検査、聴力検査など患者さんの体に直接機械を当てたり、付けたりして生体からの生理機能情報を収集、解析そして評価を行います。
仕事のやりがいについて
今日の医療において臨床検査はなくてはならないものであり、疾病の発見、診断、治療、健康管理に至るあらゆる分野で重要な役割を果たしていると言えます。私たちが正確な検査を行う事で、医師が適切な診断・治療を行え、患者さんの健康維持に貢献する事が出来ます。 また、検査によっては患者さんとコミュニケーションをとりながら実施する事もあり、患者さんの声を直接聞くことで、より精度の高い検査結果を導き出す事が出来ると考えます。
ホームページを見た人に一言
当院では総合病院などとは異なり多くの診療科を有しているわけではありません。そのため検査科でも幅広く検査機器が揃い、院内で様々な検査が行えているわけではございません。しかしながら患者さん一人一人の臨床検査をすべて担当するため、診断、治療、経過観察を詳細に把握する事ができ、患者さんの健康管理に深く関わっている事を実感できます。 また、看護部をはじめ放射線部、リハビリ部など他部署との交流も盛んなため、他職種と様々な意見、情報を共有しより良い医療を提供していけるよう努めいています。
