看護部 第1病棟
| 施設 | 稚内禎心会病院 |
|---|---|
| 職種 | 看護師 |
職場の役割と特徴
当院は宗谷管内唯一の脳神経外科であり、市内だけではなく近隣の利尻島・礼文島・豊富町・天塩町等からも患者さんが受診、搬送されます。第1病棟では、発症直後の急性期治療をおこなっており、病態の憎悪を防ぐために異常の早期発見・対処に努め、疾患に応じた観察やケアを重点的に実施しています。また合わせて患者さんは様々な生活習慣病や心疾患等を抱えているケースもあるため、それらの疾患に合わせて二次的合併症にも注意を払い対応しています。 脳疾患により、麻痺や失語、嚥下障害等様々な症状があり、患者さんにとってはこれまでの生活が一変します。退院後の生活を見据え、安全でQOL（生活の質）が低下しないよう日常生活援助を行っています。そのための必要な援助を医師、リハビリ、MSW（医療相談員）等で情報を共有しケアの統一をはかっています。 また第1病棟では、休日・夜間の救急外来業務や手術室業務の兼務もしており、くも膜下出血や脳出血等の緊急を要する手術対応も行っています。
仕事のやりがいについて
急性期から慢性期まで関わる事ができるため、患者さんの状態の変化を実感し看護計画を立案する事ができます。第1病棟では、患者さんの尊厳とチームワークを大切にしています。患者さんを中心とした看護計画を立案し、看護師・介護員が統一したケアを行います。そのケアにより、患者さんが麻痺による障害を受け入れ、出来なかった事が出来るようになった時はやりがいを感じます。 また、急性期期間の看護・手術室業務や救急外来業務等で様々な知識が必要ですが、病棟全体で知識・技術の学習意欲があり向上心をもって学習に取り組んでいます。
ホームページを見た人に一言
看護師、介護員合わせてチームワークを大切にしており、困っていたら助け合う精神でスタッフ間の協力体制には優れていると思います。雰囲気もよく、スタッフ間のコミュニケーションを密にしています。コミュニケーションがよいことで患者さんの細かい情報の共有ができ、充実した看護を行う事に繋がっています。 入退院や患者さんによって業務量の多さは日々変化しますが、大変な時もチームワークで乗り切っています。若いスタッフも多く、先輩スタッフも共に成長できるよう教育体制も出来ています。
