よくご覧になられているページ

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤とは

下肢の静脈は足の血液を心臓にもどす役割を果たしていますが、逆流防止のために静脈弁が存在します。その静脈弁の機能不全による静脈血の逆流による血液の鬱滞が病気の正体です。夜間のこむら返り、下肢の浮腫や鈍重感、色素沈着や湿疹などの皮膚症状を伴う場合には積極的に治療を受けることをお勧めします。

主な治療法

下肢静脈瘤の治療法には、生活習慣の改善や弾性ストッキングなどで症状を改善したり、進行を予防する保存的治療、静脈瘤に薬を注射して固めてしまう硬化療法、静脈を切除し、引き抜くストリッピング治療の他に下記の治療法もあります。

下肢静脈瘤血管内焼灼術(血管内レーザー手術)

異常をきたした静脈を血管内からレーザーで焼き潰す治療です。先端からレーザー光を発するカテーテルを膝付近の静脈からメスで皮膚を切ることなく挿入します。そして、逆流を起こした静脈をレーザー光が発する熱で焼灼し、閉塞させます。これで下肢の静脈血のうっ血がなくなり、様々な症状は改善します

スーパーグルー療法

局所麻酔下に大伏在静脈内にグルーを注入して閉塞させる最新の治療法です。
レーザー治療と比較して、ヤケドや術後の痛みが少ない、血栓形成が少ない、再発率が低い、ストッキング着用が不要、などのメリットがあります。