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脳卒中センター

脳卒中センター

24時間365日受け入れ可能/高度脳神経外科治療の提供

脳卒中センターは、24時間365日脳卒中の患者さんの受け入れを行ないます。
脳梗塞や脳出血、クモ膜下出血などの脳卒中に加え、未破裂脳動脈瘤や脳腫瘍などの中枢神経系疾患に対し、最先端の高度脳神経外科治療を提供します。

当科2012年4月に脳卒中センター長として谷川緑野が赴任してきてから、学閥の垣根を越えて全国の研修医、若手脳神経外科医が次々に谷川のもとに集結し、谷川の持つ技術のみならずその根底にある精神を学ぶため日々研鑽を積んでおります。
同時に国外からも多くの脳外科医が谷川の手術を学ぼうと留学する医師が増え続け、現在は常時5~6人の外国人脳外科医が滞在し研修に励んでいます。

過去10年間で延べ300人ほどの外国人が見学ないし臨床研修を行いました。その影響もあり、海外からの脳神経外科治療の要請も増加し、脳神経外科診療及び教育機関として国際的に有名な施設として知られております。
2020年のコロナ騒動以前よりヨーロッパを始めとして谷川の招聰手術依頼が増加しており、2023年に入りパンデミック終息を受け再び依頼が増加しております。

谷川以下12名の脳神経外科医師が常勤しており、緊急手術・救急対応に力を注いでおります。
2023年度4月からは4人の新人脳神経外科医師が加わり、更に充実した診療体制を引いてまいります。
今後も地域医療の充実に努め助けられる命を増やしていけるようさらなる診療の充実に努めてまいります。

Message:
センター長 谷川 緑野

私たちが専門とする脳血管障害はバイパス手術で動脈瘤を治療する血行再建が基本です。脳神経外科手術の基礎は血管を扱うこと。これができれば脳腫瘍を含めてすべての手術を安全に行なうことができます。当センターは一般的には選択されないような急性期の脳卒中の外科治療もしています。

脳神経外科に必要だと私が思う資質は“ハート”です。ちょっと手先が器用だとか、頭が良いということは実はあまり関係ありません。本当に患者思いであること、そして人を相手にしていることを忘れずに優しくできる人間が良い脳神経外科医となり得ます。

人に優しいということは手術も優しくできるということです。優しい手術をするにはどうすればよいかというモチベーションをずっと維持することにもつながります。

目の前の患者さんを全力で救っていきたいのと同時に、真の患者思いの医師を育てたいという思いも強く持ちながら、日々診療に当たっています。

Message:
特別顧問 上山 博康

上山博康脳神経外科塾は、2012年4月から禎心会病院脳卒中センター内に設けられた脳神経外科医養成施設です。脳卒中センターでは、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血などの脳卒中の他に、未破裂脳動脈瘤や脳腫瘍などの中枢神経系疾患に対して、最先端の高度脳神経外科治療を提供します。

患者さんの立場からは、『上山博康脳神経外科塾』というその名称から、若手脳外科医の未熟な脳神経外科手術の腕を鍛える場所であるかのような誤解を招きかねませんが、上山脳神経外科塾は『塾』と言う名のプロフェッショナル集団を意味し、脳神経外科手術を極めようとする若手脳外科医に対して、上山 博康 特別顧問、谷川 緑野 脳卒中センター長の直接指導のもと、高度な脳神経外科手術治療を提供します。

脳神経外科手術は。治療法の中の方法論の一つであり、正しい正確な手術により極めて効果的な治療を行うことができます。『上山博康脳神経外科塾』が目指す脳神経外科手術は、常にその先の高みを見据えて進化し、同時に次代を担う若手脳神経外科医を育成してまいります。