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<第2回>ダヴィンチ手術に関わる札幌禎心会病院の現況と対応疾患について
ロボット支援手術が全国で注目を集める中、札幌禎心会病院でも2024年より導入され、患者さんへの負担軽減を実現しています。
今回は、当院で施行されているダヴィンチ手術や、手術を担当する医師のコメントをご紹介します。

札幌禎心会病院での「ダヴィンチ」導入について
当院では、2024年に「ダヴィンチ(da Vinci Xi)」の機器を導入しました。
従来の消化器疾患手術の9割は腹腔鏡手術で行ってきましたが、手術精度のさらなる向上を目指して
「ダヴィンチ(da Vinci Xi)」を導入し、準備期間を経てロボット支援手術がスタートしました。

対応可能な疾患・手術領域
札幌禎心会病院では現在主に、大腸がん、咽頭がん、喉頭がんに対してダヴィンチ手術を施行しています。
病気の状態によって適応は異なりますので、詳しくは担当医にご相談ください。
今後は対応領域を広げていく予定で準備を進めています。

手術を担当する医師はダヴィンチ手術について、
「コンピューター制御による正確な操作が可能なダヴィンチ手術では、従来の手術よりも出血量が少なくなり今まで以上のパフォーマンスを実感しています。患者さんの早期社会復帰に役立つ、“身体にやさしい治療”の重要な役割を担っていく手段になると期待しています。」
とコメントしています。

札幌禎心会病院では、これからもダヴィンチなどの最新の医療機器とともに、安心安全で身体にやさしい医療を提供していきます。