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2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度


2016年度 2015年度


2021年度 札幌禎心会病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 15 59 76 137 303 466 738 1214 1147 414
2021年度の年齢階級別の退院患者数は、0歳から19歳までが74名で全体の1.62%、20歳から59歳までが982名で21.49%、60歳以上が3513名で全体の76.89%を占める結果となりました。特に、70歳から89歳までの間で2361名となり、全体の約半数をこの年齢層が占める結果となりました。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 213 17.11 15.63 18.31 69.64
010030xx9900xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 131 3.58 7.21 0.00 62.39
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 127 7.94 7.22 11.81 64.33
010030xx01x0xx 未破裂脳動脈瘤 脳動脈瘤頸部クリッピング等 手術・処置等2 なし 117 21.83 15.26 2.56 65.30
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 110 3.11 4.92 0.00 70.56
脳神経外科は、脳や神経、脊椎の病気を主に扱う診療科です。

2021年度は、昨年と同じく脳梗塞の患者さんが一番多く、次いで未破裂脳動脈瘤の手術や検査で入院した人が多くなりました。また、前庭機能障害(めまい)やてんかんで入院される方も、ほぼ、例年通りの集計結果となりました。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900xx 術なし 心不全 手手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 50 19.56 17.35 12.00 86.06
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 46 3.56 4.36 4.35 70.32
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 44 19.40 13.14 11.36 81.43
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 39 2.28 3.06 0.00 72.66
050050xx9920xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 30 2.20 3.27 0.00 70.86
循環器内科は、心臓や血管、血圧などの病気を主に扱う診療科です。

2021年度は、心不全(手術なし)の患者さんが一番多い結果と見えますが、実際は、手術の有無で分類が変わり、複数項目に表示されている「狭心症、慢性虚血性心疾患」が一番多い患者さんとなります。また、例年通り、尿路感染症などでの入院も数多く入院されています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 97 44.57 25.32 45.36 84.14
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 39 22.15 19.34 51.28 82.56
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 29 6.89 4.99 3.45 69.31
070160xx01xxxx 上肢末梢神経麻痺 手根管開放手術等 16 6.25 4.58 0.00 72.43
070200xxxxxxxx 手関節症(変形性を含む。) 14 6.92 7.59 0.00 65.28
整形外科は、主に骨や関節などの骨格系やそれらを取り囲む筋肉やその神経系からなる「運動器」の機能的改善を主に取り扱う診療科です。

2021年度も、股関節や大腿骨骨折で入院した患者さんが最も多く、次いで胸腰椎、腕の骨折と例年通りの結果となりました。次いで、上肢末梢神経麻痺などの手関節に関する入院が多い結果となっています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 72 2.15 2.65 0.00 64.56
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 18 12.27 13.14 0.00 77.11
060380xxxxx00x ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 4.68 5.53 0.00 52.81
060130xx9900xx 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 13 5.69 7.74 0.00 82.07
060335xx99x00x 胆嚢炎等 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 12 13.58 10.94 0.00 75.41
消化器内科は、食道から始まり、胃、小腸、大腸へと続き、更には肝臓、膵臓、胆嚢など、内科の中でも特に「臓器」に特化し、幅広い領域の病気を扱う診療科です。

2020年度も、内視鏡を用いてポリープを切除(粘膜切除術)した患者さんが一番多い結果となりましたが、二番目に尿路感染症、次いで、ウイルス性などの腸炎が多い結果となりました。
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 37 8.29 4.74 2.70 69.54
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 14 8.35 6.25 7.14 60.07
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 11 23.63 15.76 0.00 68.63
消化器外科は、食べ物を消化・吸収・排泄・代謝・貯留する臓器に病気が発生した時、治療を行う診療科です。

20201度も昨年に続き、鼠経ヘルニア(脱腸)の手術目的で入院された患者が最も多い結果となり、、次いで胆嚢疾患、結腸の悪性腫瘍に関する入院が多い結果となりました。
頭頚部外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 18 5.88 6.47 0.00 61.22
03001xxx0111xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 1あり 17 51.82 41.34 0.00 68.58
03001xxx0100xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 11 18.09 13.07 0.00 69.18
頭頸科は、主に頸部や口腔内、舌などにできた腫瘍や耳に関する治療を行う診療科です。

2020年度は、慢性副鼻腔炎の治療目的で入院された方が多い結果となりましたが、実際は、処置の有無によって分割された2番目と3番目の頭頚部の悪性腫瘍に関する入院が多くなります。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 32 6.78 5.32 0.00 76.62
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 なし 14 17.71 11.06 7.14 79.35
050170xx02000x 閉塞性動脈疾患 動脈形成術、吻合術 指(手、足)の動脈等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 15.85 - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

心臓血管外科は、その名の通り心臓の血管をメインに、四肢の血管に対する病気を取り扱う診療科です。

2021年度も、血管が詰まってしまった(閉塞)部分の除去術や大動脈瘤をステントグラフトを用いて治療する手術を目的に入院した患者さんが多い結果となりました。
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070350xx01xxxx 椎間板変性、ヘルニア 内視鏡下椎間板摘出(切除)術 後方摘出術等 36 9.77 9.97 2.78 56.94
070370xx01xxxx 脊椎骨粗鬆症 経皮的椎体形成術 16 20.68 18.34 6.25 80.93
070341xx020xxx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 頸部 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等1 なし 11 23.54 19.76 18.1 76.36
足のしびれ感や痛み、麻痺や歩行障害を患う方に専門的な診断・治療を行うのが脊椎・脊髄末梢神経外科です。

2021年度は、内視鏡を用いた椎間板摘出術を目的とした入院が一番多く、次いで、骨粗鬆症、脊柱管狭窄症という結果となりました。
放射線治療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx9902xx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 18 29.38 24.15 0.00 73.88
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等2 2あり 14 16.85 20.77 64.29 72.35
010010xx9903xx 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 3あり 11 9.63 17.10 63.64 74.54
放射線治療科は、主に悪性腫瘍に対する放射線治療を行い、各診療科と連携する形で治療を行う事が多い診療科です。また、「放射線」とは性質の違う「陽子線」の照射に関連する治療も放射線治療科で担当しています。

2021年度は、前立腺がんに対する治療目的に続いて、骨の悪性腫瘍、脳腫瘍に対する治療目的の患者さんが多いという結果となりました。陽子線や放射線治療を用いた治療を行っているのが、この放射線治療科になります。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 25 3.24 6.04 0.00 44.28
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 21 5.66 8.31 0.00 72.52
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 - - 6.11 - -
婦人科は検診やドックのみならず、腫瘍、子宮脱、尿漏れ、子宮内膜症など、幅広い婦人科領域の疾患を扱う診療科です。

2021年度は、子宮脱に伴う手術目的で入院した患者が最も多く、次いで生殖器脱や卵巣の良性腫瘍の治療目的での入院が多い結果となりました。
ペインクリニック
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070350xx99x0xx 椎間板変性、ヘルニア 手術なし 手術・処置等2 なし 16 2.43 9.90 0.00 51.68
070430xx97xxxx 神経異栄養症、骨成長障害、骨障害(その他) その他の手術あり - - 8.66 - -
070343xx99x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等2 なし - - 13.35 - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

ペインクリニックは、痛みのコントロールを主に治療目的とした診療科です。

2021年度も、椎間板のヘルニアや変性に伴う入院が最も多く、次いで骨成長障害、骨障害や脊柱管狭窄の治療数が多い結果となりました。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし 19 10.05 10.15 0.00 63.789
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり - - 4.10 - -
090010xx99x31x 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) - - 5.88 - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

乳腺外科は、その名の通り乳房に係る疾患を主に取り扱う診療科です。

2021年度は、乳房の腫瘍(悪性及び良性)の手術目的入院が多い結果となりました。
糖尿病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり 14 22.00 14.41 0.00 60.42
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 - - 15.57 - -
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 13.25 - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

糖尿病内科は、糖尿病もしくは、糖尿病由来の合併症の治療・管理および予防を中心に行う診療科です。

その名の通り、2型糖尿病(後天性)に関する治療入院が多い結果となりました。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - 11 - 1 8
大腸癌 - 17 - - 13 - 1 8
乳癌 - - - - - - 1 8
肺癌 - - - - - - 1 8
肝癌 - - - - - - 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

当院では、主に、消化器内科、消化器外科、放射線治療科、頭頸科、乳腺外科が主に5大癌領域の治療を行っております。

例年通り、大腸がん患者さんが多い結果となりました。理由としては、消化器内科による内視鏡検査での腫瘍発見件数が多く、そこから悪性と判断された患者が多くなったからだと考えられます。胃癌も同じ理由と想定されます。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 47 20.34 84.66
重症 21 26.14 85.43
超重症 - - -
不明 - - -
※下記該当各1点
 ① Age(年齢)男子70歳以上、女性75歳以上
 ② Dehydration(脱水)BUN21㎎/dL以上または脱水あり
 ③ RespirationSpO2<=90%(PaO2 60Torr以下)
 ④ Orientation(意識障害)意識障害あり
 ⑤ Pressure(収縮期血圧)収縮期血圧90mmHg以下

軽傷=0 中等症=1~2 重症=3 超重症=4~5 但しショック状態があれば1項目でも超重症とする。


今年も、中等症が一番多く、次いで、重度の患者が多くなります。罹患患者としては、80代中盤と高齢の方が多くなります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 675 23.48 76.02 32.34
その他 33 23.24 76.24 1.69
当院では、脳卒中センターを開設し、24時間365日体制で受け入れを行っています。そのため、急性期の発症患者が多いのが特徴です。また、状態が安定した後、慢性期の病院と連携する事も多く転院率も32%を超える結果となりました。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 124 4.87 30.29 15.32 65.82
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 56 2.16 13.46 16.07 79.10
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 37 11.59 35.89 24.32 63.24
K6092 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) 35 6.88 28.42 20.00 72.74
K178-4 経皮的脳血栓回収術 29 1.20 37.13 21.2 78.44
脳神経外科では、例年通り、脳動脈瘤に対するクリッピング術が最も多く、次いで頭蓋内血腫除去術が多くなりました。当院においては、脳動脈瘤に対するクリッピング術の年間症例数は全国でも屈指の術数です。また、近年では、侵襲が少ない血管内治療も件数が増えています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 34 4.97 3.44 5.88 70.35
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 12 2.25 3.58 0.00 56.91
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 10 1.00 8.80 0.00 73.90
循環器内科では、PCI(ステント留置術)が多く、「心臓」に関する手術が多い結果となりました。また、平均術前日数が少ない事から、緊急で手術を施行する症例も多くあることがわかります。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 60 7.68 35.48 31.66 84.85
K0811 人工骨頭挿入術(股) 38 11.05 38.26 57.89 83.31
K0462 骨折観血的手術(前腕) 30 2.90 6.60 6.66 73.46
K093 手根管開放手術 13 2.00 5.07 0.00 75.23
K0803 関節形成手術(指) 10 1.90 6.30 0.00 66.00
2021年度も、骨折に対する手術が一番多く、次いで人工骨頭挿入術が多い結果となりました。また、手根管解放手術などの「手」の関連する手術も多い結果となりました。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 67 1.26 2.01 0.00 64.52
K688 内視鏡的胆置道ステント留術 15 2.53 11.06 0.00 81.80
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

消化器内科では、内視鏡を用いたポリープに関連する手術と胆道に関する手術が多い結果となりました。
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 22 3.09 7.81 4.54 76.54
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 21 4.71 7.66 9.52 59.52
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 15 11.73 18.20 13.33 72.26
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 15 2.00 4.93 0.00 59.26
消化器外科では、鼠経ヘルニアが昨年度、一番多い手術となり、内視鏡下での胆嚢摘出術や結腸の切除術が次いで多い結果となりました。
頭頚部外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 17 2.17 4.47 0.00 61.76
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

頭頚部外科では、入院数でも一番多かった副鼻腔に関する手術が多い結果となりました。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 32 2.50 4.93 0.00 76.75
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 12 6.25 10.66 8.33 77.58
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

心臓血管外科では、例年通り四肢の血管拡張術・血栓除去術が一番多く、次いで、腹部大動脈に対するステントグラフト内挿術が多い結果でした。
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K134-22 内視鏡下椎間板摘出(切除)術(後方摘出術) 35 2.68 9.82 5.71 57.743
K142-4 経皮的椎体形成術 15 3.40 14.86 0.00 81.533
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) 12 5.66 21.25 25.00 75.750
K142-5 内視鏡下椎弓形成術 10 2.10 9.10 0.00 65.400
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 10 3.30 28.40 0.00 68.000
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)では、内視鏡下での椎間板摘出術が最も多い結果となりました。また、脊椎変性疾患に対する切除・固定術や経皮的椎体形成術も多い結果となり、例年とほぼ変わらない順位となります。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8732 子宮鏡下子宮筋腫摘出術(その他) 22 1.95 1.86 0.00 44.77
K8232 尿失禁手術(その他) 15 2.00 4.40 0.00 73.06
- - - - - - -
婦人科では、子宮筋腫に対して内視鏡下での手術が一番多い結果となり、次いで腫瘍等による子宮全摘術や子宮頸部切除術が多い結果となりました。
ペインクリニック
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1901 脊髄刺激装置植込術(脊髄刺激電極を留置) 12 1.41 9.41 12.00 73.33
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

ペインクリニックでは、慢性疼痛に対する脊髄刺激装置植込術の手術が一番多い結果となりました。これは、微弱な電流を流す事によって、痛みを緩和させる装置を体内に埋め込む手術になります。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 22 0.49
異なる - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

残念ながら、術後に合併症(感染症など)を併発するケースがあり、今期は20件を超える症例で発生した結果となりました。

2020年度 札幌禎心会病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 16 47 93 139 353 508 869 1415 1174 470
2020年度の年齢階級別の退院患者数は、0歳から19歳までが63名で全体の1.24%、20歳から59歳までが1093名で21.50%、60歳以上が3928名で全体の77.26%を占める結果となりました。特に、70代27.83%と80代23.09%が最も多く、全体の5割を占める結果となりました。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 197 19.44 15.64 24.37 70.95
010030xx9900xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 153 3.58 7.22 0.00 62.20
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 146 2.73 4.94 0.00 68.78
010030xx01x0xx 未破裂脳動脈瘤 脳動脈瘤頸部クリッピング等 134 19.21 15.33 0.75 59.82
010230xx99x00x てんかん 手術なし 127 8.20 7.48 10.24 64.51
脳神経外科は、脳や神経、脊椎の病気を主に扱う診療科です。

2020年度は、昨年よりも脳梗塞の患者さんが一番多くなり、次いで未破裂脳動脈瘤の手術や検査で入院した人が多くなりました。また、前庭機能障害(めまい)やてんかんで入院される方も多くなりました。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 64 4.53 7.48 0.00 64.91
050130xx9900xx 心不全 手術なし 56 20.73 17.23 8.93 80.36
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 52 2.69 3.07 0.00 69.73
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 47 21.21 13.00 6.38 82.81
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 45 5.02 4.44 2.22 74.40
循環器内科は、心臓や血管、血圧などの病気を主に扱う診療科です。

2020年度は、頻脈性不整脈の手術(経皮的カテーテル心筋焼灼術:アブレーション)が最も多くなり、次いでも心不全(手術なし)で入院された患者が多い結果となりました。また、狭心症や尿路感染症で入院する患者が多い結果となりました。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 120 2.82 4.44 0.00 66.87
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 手術なし 27 11.37 8.83 3.70 67.81
060340xx03x00x 胆管結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 21 18.62 9.53 4.76 77.62
060380xxxxx00x ウイルス性腸炎 手術なし 21 6.14 5.86 4.76 53.38
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 20 8.20 7.74 0.00 60.05
消化器内科は、食道から始まり、胃、小腸、大腸へと続き、更には肝臓、膵臓、胆嚢など、内科の中でも特に「臓器」に特化し、幅広い領域の病気を扱う診療科です。

2020年度も、内視鏡を用いてポリープを切除(粘膜切除術)した患者さんが一番多く、次に、腸への血流が悪くなり炎症を発症する虚血性腸炎が多い結果となりました。次いで、胆石結石症の治療、ウィルス性の腸炎、大腸の小さな袋(憩室)が炎症を起こす憩室系の疾患という順位となり、ほぼ例年通りとなりました。
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 25 6.12 4.86 0.00 71.36
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 24 31.04 16.19 8.33 73.75
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 14 6.71 6.41 0.00 55.36
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 11 9.18 7.23 0.00 65.27
消化器外科は、食べ物を消化・吸収・排泄・代謝・貯留する臓器に病気が発生した時、治療を行う診療科です。

2020年度も昨年に続き、鼠経ヘルニア(脱腸)の手術目的で入院された患者が最も多く、次いで結腸関連の悪性腫瘍に対する手術、胆嚢疾患に伴う侵襲性の低い腹腔鏡下での胆嚢摘出術という結果となりました。
頭頸科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx0100xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 16 19.44 13.68 0.00 67.44
03001xxx99x0xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 16 4.94 12.17 0.00 68.00
03001xxx0111xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1あり 13 47.46 41.30 0.00 70.00
頭頸科は、主に頸部や口腔内、舌などにできた腫瘍や耳に関する治療を行う診療科です。

2020年度は、頭頸部悪性腫瘍で入院された方が多くなりました。手術や処置の有無によって在院日数が倍以上、違う結果となりました。
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070350xx01xxxx 椎間板変性、ヘルニア 内視鏡下椎間板摘出(切除)術 後方摘出術等 53 9.89 10.36 0.00 65.31
070341xx020xxx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 頸部 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 17 18.23 19.90 0.00 62.05
070370xx01xxxx 脊椎骨粗鬆症 経皮的椎体形成術 16 18.56 18.45 0.00 71.23
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 10 18.92 20.40 0.00 52.46
足のしびれ感や痛み、麻痺や歩行障害を患う方に専門的な診断・治療を行うのが脊椎・脊髄末梢神経外科です。

2019年度も、例年と変わりなく、脊柱管狭窄症に関連する手術で入院した患者が多く、次いで椎間板変性症・ヘルニアの手術が多い結果となりました。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 22 5.86 8.43 0.00 73.68
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 16 3.25 6.10 0.00 40.06
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 12 3.00 3.11 0.00 35.25
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 12 7.17 9.57 0.00 46.08
婦人科は検診やドックのみならず、腫瘍、子宮脱、尿漏れ、子宮内膜症など、幅広い婦人科領域の疾患を扱う診療科です。

2020年度も、子宮脱に伴う手術目的で入院した患者が最も多い結果となり、次いで子宮内良性腫瘍、悪性腫瘍となりました。
ペインクリニック
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070350xx99x0xx 椎間板変性、ヘルニア 手術なし 16 2.63 9.90 0.00 52.69
070430xx97xxxx 神経異栄養症、骨成長障害、骨障害(その他) その他の手術あり 10 11.20 9.11 0.00 63.90
010120xx99xxxx 特発性(単)ニューロパチー 手術なし - - 6.99 - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

ペインクリニックは、痛みのコントロールを主に治療目的とした診療科です。

2020年度も昨年に引き続き、椎間板のヘルニアや変性に伴う入院が最も多く、次いで骨成長障害、骨障害やニューロパチー(末梢神経の障害)となりました。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 30 3.57 5.43 0.00 74.57
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 28 25.71 11.56 0.00 77.18
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 - - 2.74 - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

心臓血管外科は、その名の通り心臓の血管をメインに、四肢の血管に対する病気を取り扱う診療科です。

2020年度も昨年に引き続き、血管が詰まってしまった部分の除去術や心臓の狭くなった血管をステントグラフトを用いて拡張する手術を目的に入院した患者が多い結果となりました。
放射線治療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx9902xx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 19 28.84 25.56 0.00 69.26
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く) 手術なし 12 13.17 20.47 50.00 70.25
010010xx9903xx 脳腫瘍 手術なし - - 17.29 - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

放射線治療科は、主に悪性腫瘍に対する放射線治療を行い、各診療科と連携する形で治療を行う事が多い診療科です。また、「放射線」とは性質の違う「陽子線」の照射に関連する治療も放射線治療科で担当しています。

2020年度は、前立腺がんに対する治療目的の患者さんに続いて、骨の悪性腫瘍が多い結果となりました。また、脳腫瘍に対する治療目的の患者さんも入院している結果となりました。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 97 34.37 25.09 62.89 82.51
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む) 手術なし 23 15.70 18.81 52.17 81.91
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 19 8.11 5.18 5.26 66.37
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む) 人工関節再置換術等 13 31.62 23.36 15.38 71.85
160610xx01xxxx 四肢筋腱損傷 靱帯断裂形成手術等 11 22.27 17.59 0.00 66.09
整形外科は、主に骨や関節などの骨格系やそれらを取り囲む筋肉やその神経系からなる「運動器」の機能的改善を主に取り扱う診療科です。

2020年度は、股関節や大腿骨骨折で入院した患者さんが最も多く、次いで胸腰椎、腕の骨折になりました。また、骨折以外にも、膝関節症に対する治療や四肢の腱の損傷についての入院も多い結果となりました。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの) 13 8.92 10.30 0.00 58.77
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり - - 4.13 - -
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 - - 6.02 - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

乳腺外科は、その名の通り乳房に係る疾患を主に取り扱う診療科です。

2020年度においては、乳房悪性腫瘍に関する手術が多くなりました。これは、腋窩郭清術も含まれています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 15 2.07 2.54 0.00 70.67
110100xx01x0xx 精巣腫瘍 精巣悪性腫瘍手術 - - 5.72 - -
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし - - 13.00 - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

泌尿器科は、主に生殖器や膀胱、腎臓に対して治療を行う診療科です。

2020年度においては、前立腺の治療に関する患者さんが多く、次いで精巣に関する治療が多い結果となりました。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - 30 - 1 8
大腸癌 11 12 23 16 30 13 1 8
乳癌 - - - - - - 1 8
肺癌 - - - - - - 1 8
肝癌 - - - - - - 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

当院では、主に、消化器内科、消化器外科、放射線治療科、頭頸科、乳腺外科が主に5大癌領域の治療を行っております。

大腸がんが多くなった理由としては、消化器内科による内視鏡検査での腫瘍発見件数が多く、そこから悪性と判断された患者が
多くなったと考えられます。胃癌も同じ理由と想定されます。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 11 25.73 54.45
中等症 69 18.88 84.22
重症 25 22.68 85.92
超重症 -
不明
※下記該当各1点
 ① Age(年齢)男子70歳以上、女性75歳以上
 ② Dehydration(脱水)BUN21㎎/dL以上または脱水あり
 ③ RespirationSpO2<=90%(PaO2 60Torr以下)
 ④ Orientation(意識障害)意識障害あり
 ⑤ Pressure(収縮期血圧)収縮期血圧90mmHg以下

軽傷=0 中等症=1~2 重症=3 超重症=4~5 但しショック状態があれば1項目でも超重症とする。


当院においては、中等症が一番多く、次いで重症患者が多くなります。年齢も80代と高い結果となりました。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 656 23.38 75.91 35.1
その他 25 17.96 74.84 1.03
当院では、脳卒中センターを開設し、24時間365日体制で受け入れを行っています。そのため、急性期の発症患者が多いのが特徴です。また、状態が安定した後、慢性期の病院と連携する事も多く転院率も30%を超える結果となりました。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 148 3.89 21.76 13.51 62.01
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 87 0.59 10.99 16.09 79.38
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 45 7.18 49.00 17.78 63.58
K178-4 経皮的脳血栓回収術 35 1.09 25.40 62.86 75.11
脳神経外科では、例年通り、脳動脈瘤に対するクリッピング術が最も多く、次いで頭蓋内血腫除去術が多くなりました。当院においては、脳動脈瘤に対するクリッピング術の年間症例数は全国でも屈指の術数なっています。また、近年は、侵襲が少ない血管内治療も件数が増えています。

術前の日数においてのバラつきは、未破裂や頭蓋内腫瘍においては、計画的な入院であり、慢性硬膜下血腫や血栓回収(脳梗塞)においては、緊急で入院してくるのが理由となります。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 53 1.25 2.45 0.00 65.42
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 39 1.82 1.64 2.56 72.87
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 19 2.95 8.53 0.00 78.95
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) 12 4.92 4.83 8.33 66.50
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 11 3.45 21.18 9.09 79.18
循環器内科では、例年通り、アブレーション(カテーテル心筋焼灼術)やPCI(ステント留置術)が多く、ペースメーカーなども含め「心臓」に関する手術が多い結果となりました。また、平均術前日数が少ない事から、緊急で手術を施行する症例も多くあることがわかります。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 107 0.69 1.20 0.00 67.35
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) 18 1.00 6.72 0.00 74.67
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 17 0.53 2.76 0.00 64.59
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 16 27.00 27.06 56.25 82.50
K654 内視鏡的消化管止血術 15 0.27 15.00 0.00 77.07
消化器内科では、内視鏡を用いたポリープに関連する手術が全体的に全体的に多い結果となりました。また、抗がん剤の持続的な注入や経管栄養を目的としたポートの埋め込み術、内視鏡下での消化管止血術が多くなりました。
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 26 2.31 5.27 0 60.46
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 24 6.83 15.54 0 73.00
K6335 鼠径ヘルニア手術 22 1.18 4.05 0 73.18
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 11 10.45 35.36 18.18 71.00
消化器外科では、内視鏡下での胆嚢摘出術と結腸の切除術が多くなり、鼠経ヘルニア、開腹での結腸切除術が多い結果となりました。
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K134-22 内視鏡下椎間板摘出(切除)術(後方摘出術) 54 3.20 19.18 7.22 72.38
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) 19 2.18 10.14 0.00 60.73
K142-4 経皮的椎体形成術 13 1.00 5.13 0.00 52.13
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)では、内視鏡下での椎間板摘出術が最も多い結果となりました。また、脊椎変性疾患に対する切除・固定術や経皮的椎体形成術も多い結果となりました。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8731 子宮鏡下子宮筋腫摘出術(電解質溶液利用) 15 1.00 1.00 0.00 40.07
K877 子宮全摘術 13 1.00 5.15 0.00 48.08
K867 子宮頸部(腟部)切除術 12 1.00 1.00 0.00 35.25
K8232 尿失禁手術(その他) 11 0.91 3.27 0.00 68.36
婦人科では、子宮筋腫に対して内視鏡下での手術が一番多い結果となり、次いで腫瘍等による子宮全摘術や子宮頸部切除術が多い結果となりました。
ペインクリニック
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1901 脊髄刺激装置植込術(脊髄刺激電極を留置) 14 0.43 8.79 0.00 67.71
K128 脊椎内異物(挿入物)除去術 - - - - -
K1344 椎間板摘出術(経皮的髄核摘出術) - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

ペインクリニックでは、慢性的な疼痛に対する脊髄刺激装置植込術の手術が一番多い結果となりました。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(躯幹) 16 1.00 1.00 0.00 47.31
K0081 腋臭症手術(皮弁法) - - - - -
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

形成外科では、腕や足(四肢)部位の腫瘍摘出術(粉瘤や脂肪腫などの良性なもの)が多い結果となりました。また、良性のみならず、皮膚の悪性腫瘍に対する手術も行っています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 36 2.14 4.42 0.00 75.33
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 19 7.16 15.00 0.00 77.68
K5612イ ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

心臓血管外科では、四肢の血管拡張術・血栓除去術が一番多く、次いで、腹部大動脈に対するステントグラフト内挿術が多い結果となりました。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 63 6.68 24.89 65.08 81.27
K0811 人工骨頭挿入術(股) 44 6.43 21.93 54.55 82.43
K0462 骨折観血的手術(前腕) 25 2.20 9.60 12.00 71.20
K0821 人工関節置換術(膝) 18 2.89 26.28 33.33 75.06
2020年度より、骨折に対する手術が一番多く、次いで人工骨頭挿入術が多い結果となりました。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 14 0.28
異なる - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

残念ながら、術後に合併症(感染症など)を併発するケースがあり、今期は10件を超える結果となりました。

2019年度 札幌禎心会病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 19 75 92 173 354 591 1023 1502 1308 436
2019年度の年齢階級別の退院患者数は、0歳から19歳までが94名で全体の1.69%、20歳から59歳までが1210名で21.71%、60歳以上が4269名で全体の76.60%を占める結果となりました。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9900xx 未破裂脳動脈瘤(手術なし) 275 3.99 7.25 0.36 62.26
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内 JCS10未満) 224 21.59 16.13 20.09 71.13
030400xx99xxxx 前庭機能障害(手術なし) 209 2.66 5.01 0.00 68.00
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷(手術なし) 173 5.12 7.34 1.16 62.95
010030xx01x00x 未破裂脳動脈瘤(脳動脈瘤頸部クリッピング等あり) 171 26.02 15.07 0.00 61.35
脳神経外科は、脳や神経、脊椎の病気を主に扱う診療科です。

2019年度も、未破裂脳動脈瘤の検査や手術で入院した患者が多く、発症から3日以内の脳梗塞の患者も多い結果となりました。また、前庭機能障害(めまい)や頭蓋・頭蓋内損傷(頭部打撲や頭部裂傷、頭皮の損傷など)の経過観察として入院される方も多くなっています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx99000x 心不全 手術なし 70 24.16 17.71 4.29 84.90
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 60 4.67 5.02 0.00 63.42
050050xx99200x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 53 2.94 3.15 0.00 72.06
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 52 4.73 4.40 0.00 70.02
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 38 2.92 3.01 0.00 68.71
循環器内科は、心臓や血管、血圧などの病気を主に扱う診療科です。

2019年度も心不全(手術なし)で入院された患者が最も多い結果となりました。次いで頻脈性不整脈の手術(経皮的カテーテル心筋焼灼術:アブレーション)や狭心症、慢性虚血性心疾患の検査や手術目的で入院する患者が多い結果となりました。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 142 2.72 2.63 0.00 64.50
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 手術なし 34 9.47 8.86 2.94 67.29
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術なし 34 8.12 5.39 0.00 65.00
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 31 11.26 7.65 3.23 59.35
060130xx99000x 道、胃、十二指腸、他腸の炎症  手術なし 22 8.68 7.42 4.55 72.18
消化器内科は、食道から始まり、胃、小腸、大腸へと続き、更には肝臓、膵臓、胆嚢など、内科の中でも特に「臓器」に特化し、幅広い領域の病気を扱う診療科です。

2019年度も、内視鏡を用いてポリープを切除(粘膜切除術)した患者が一番多く、次に、腸への血流が悪くなり炎症を発症する虚血性腸炎が多い結果となりました。また、お腹にウィルスが入り腸炎を発症した患者、大腸の小さな袋(憩室)が炎症を起こす憩室系の疾患となりました。
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 29 6.97 4.85 0.00 66.52
060035xx01000x 虫垂を含む結腸の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 16 20.94 15.02 0.00 71.75
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 12 7.67 6.37 0.00 59.33
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

消化器外科は、食べ物を消化・吸収・排泄・代謝・貯留する臓器に病気が発生した時、治療を行う診療科です。

2019年度も昨年に続き、鼠経ヘルニア(脱腸)の手術目的で入院された患者が最も多くなりました。次いで結腸関連の悪性腫瘍に対する手術、胆嚢疾患に伴う侵襲性の低い腹腔鏡下での胆嚢摘出術という結果となりました。
頭頸科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx01000x 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 17 15.18 13.11 0.00 66.12
03001xxx99x00x 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 17 22.41 13.36 0.00 66.12
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 15 5.07 5.01 0.00 65.00
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 13 8.69 7.24 0.00 61.69
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

頭頸科は、主に頸部や口腔内、舌などにできた腫瘍や耳に関する治療を行う診療科です。

2019年度は、頭頚部のがんに対する手術や検査の為の入院が多くなり、次いで前庭機能障害(めまい等)、唾液腺の検査等で入院した患者が多くなりました。
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070341xx020xxx 脊柱管狭窄(頸部 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術、前方椎体固定等 手術・処置等1-なし 27 22.78 20.26 3.70 68.56
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(頸部 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術、前方椎体固定等 手術・処置等2-なし 18 23.28 20.93 0.00 67.50
070341xx03xxxx 脊柱管狭窄 頸部 内視鏡下椎弓切除術 13 6.46 9.34 0.00 52.46
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 12 21.17 16.54 0.00 75.25
070350xx01xxxx 椎間板変性、ヘルニア 内視鏡下椎間板摘出(切除)術等 11 10.91 10.31 0.00 57.27
足のしびれ感や痛み、麻痺や歩行障害を患う方に専門的な診断・治療を行うのが脊椎・脊髄末梢神経外科です。

2019年度も、例年と変わりなく、脊柱管狭窄症に関連する手術で入院した患者が多く、次いで椎間板変性症・ヘルニアの手術が多い結果となりました。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 20 6.35 8.65 0.00 73.50
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 16 7.25 9.71 0.00 49.31
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 16 4.00 6.09 0.00 36.06
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術 腹腔鏡によるもの等 14 6.07 6.21 0.00 55.79
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

婦人科は検診やドックのみならず、腫瘍、子宮脱、尿漏れ、子宮内膜症など、幅広い婦人科領域の疾患を扱う診療科です。

2019年度も、生殖器脱(子宮脱など)に伴う手術目的で入院した患者が多い結果となりました。次いで、子宮や卵巣の良性腫瘍の手術が多い結果となりました。
ペインクリニック
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070350xx99x0xx 椎間板変性、ヘルニア 手術なし 15 2.27 10.03 0.00 55.07
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり - - 16.54 - -
010120xx99xxxx 特発性(単)ニューロパチー 手術なし - - 6.27 - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

ペインクリニックは、痛みのコントロールを主に治療目的とした診療科です。

2019年度は、椎間板やヘルニアの入院が最も多く、次いで脊柱管狭窄症やニューロパチー(末梢神経の障害)となりました。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍 手術あり 18 3.11 5.41 0.00 50.94
080007xx97xxxx 皮膚の良性新生物 その他の手術あり 10 3.30 5.94 0.00 49.30
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 - - 7.90 - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

形成外科は、身体の表面にある疾患を取り扱う診療科です。

2019年度は、例年になく骨軟部の良性腫瘍が多く、次いで、皮膚にできた良性腫瘍や悪性腫瘍が多いという結果になりました。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 39 6.21 5.34 0.00 72.87
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術あり 37 21.19 11.75 10.81 79.05
050170xx02000x 閉塞性動脈疾患 動脈形成術、吻合術 指(手、足)の動脈等 手術あり - - 16.61 - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

心臓血管外科は、その名の通り心臓の血管をメインに、四肢の血管に対する病気を取り扱う診療科です。

2019年度は、血管が詰まってしまった部分の除去術や心臓の狭くなった血管をステントグラフトを用いて拡張する手術を目的に入院した患者が多い結果となりました。
放射線治療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx9902xx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 23 26.30 27.76 0.00 66.57
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍 手術なし - - 22.54 - -
040040xx9902xx 肺の悪性腫瘍 手術なし - - 22.92 - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

放射線治療科は、主に悪性腫瘍に対する放射線治療を行い、各診療科と連携する形で治療を行う事が多い診療科です。また、「放射線」とは性質の違う「陽子線」の照射に関連する治療も放射線治療科で担当しています。

2019年度も、前立腺がんに対する治療目的の患者が最も多く、次いで、骨と肺のがんに対する治療件数が多い結果となりました。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 39 39.64 25.94 48.72 83.77
160720xx01xxxx 肩関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等 12 32.00 15.09 25.00 77.17
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 定義副傷病-なし 11 17.55 19.40 18.18 81.73
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

整形外科は、主に骨や関節などの骨格系やそれらを取り囲む筋肉やその神経系からなる「運動器」の機能的改善を主に取り扱う診療科です。

2019年度は、常勤医の新たな着任などもあり、例年になく大腿近位の骨折に対する手術が最も多い結果となりました。また、肩関節の骨折や脱臼、胸椎の骨折が多いという結果となりました。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx990xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 28 2.00 3.22 0.00 61.79
040190xx99xxxx 胸水、胸膜の疾患 手術なし 10 7.90 16.38 10.00 81.70
040050xx99x0xx 胸壁腫瘍、胸膜腫瘍 手術なし - - 14.98 - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

呼吸器内科は、その名の通り「呼吸」に関連する疾患を主に扱う診療科です。残念ながら、2019年度をもって呼吸器内科は無くなってしまいましたが、実績としては睡眠時無呼吸系の疾患が一番多く、次いで胸水・胸膜関連の疾患、そして胸壁腫瘍となりました。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - 19 - 1 8
大腸癌 - 15 22 15 45 - 1 8
乳癌 - - - - - - 1 8
肺癌 - - - - - - 1 8
肝癌 - - - - - - 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

当院では、主に、消化器内科、消化器外科、放射線治療科、頭頸科、乳腺外科が主に5大癌領域の治療を行っております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 17 17.18 55.24
中等症 85 21.72 83.18
重症 23 30.48 86.30
超重症 - - -
不明 - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

当院における市中肺炎は、例年通り中等度の患者が最も多く、平均年齢も80歳を超え、高齢なほど重症化しやすい傾向となります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 652 26.89 75.46 28.53
その他 21 20.57 72.71 23.81
当院では、脳卒中センターを開設し、24時間365日体制で受け入れを行っています。そのため、急性期の発症患者が多いのが特徴です。また、状態が安定した後、慢性期の病院と連携する事も多く、例年通り転院率も20%を超える結果となりました。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K177 脳動脈瘤頸部クリッピング 200 4.52 25.02 5.00 61.97
K164 頭蓋内血腫除去術 93 0.65 22.25 31.18 76.11
K178 経皮的脳血管形成・回収術 35 0.69 33.46 51.43 70.03
K169 頭蓋内腫瘍摘出術 33 7.61 22.88 6.06 62.48
K609 動脈血栓内膜摘出術 28 7.75 17.46 3.57 71.18
脳神経外科では、例年通り、脳動脈瘤に対するクリッピング術が最も多く、次いで頭蓋内血腫除去術が多くなりました。当院においては、脳動脈瘤に対するクリッピング術の年間症例数は全国でも屈指の術数なっています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K549 経皮的冠動脈ステント留置術 71 2.06 6.18 2.82 69.15
K595 経皮的カテーテル心筋焼灼術 57 1.21 2.49 0.00 63.18
K597 ペースメーカー移植・回収術 32 4.00 8.25 0.00 76.69
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

循環器内科では、昨年同様、PCI(ステント留置術)やアブレーション(カテーテル心筋焼灼術)が多く、ペースメーカー含め「心臓」に関する手術が多い結果となりました。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K721 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 169 1.11 2.07 0.00 65.51
K611 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置 17 5.47 27.71 5.88 73.76
K653 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 17 0.88 8.59 5.88 72.12
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 16 3.56 19.94 18.75 82.94
K654 内視鏡的消化管止血術 13 2.62 10.69 7.69 76.38
消化器内科では、内視鏡を用いたポリープの切除術が全体的に件数が最も多い術式です。また、抗がん剤の持続的な注射を目的としたポートの埋め込み術、内視鏡を用いた消化管の止血術が多くなります。
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K719 結腸切除術/腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 37 7.54 20.43 5.41 72.46
K633 腹腔鏡下ヘルニア手術/鼠径ヘルニア手術 27 1.96 6.63 0.00 73.78
K672 腹腔鏡下胆嚢摘出術/胆嚢摘出術 26 4.08 6.88 3.85 64.73
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

消化器外科では、内視鏡下を含む結腸切除術が最も多く、次いで鼠経ヘルニア、そして腹腔鏡下での胆嚢関連の手術が多い結果となりました。
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K142 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術/経皮的椎体形成術 70 3.44 20.49 8.57 71.20
K134 内視鏡下椎間板摘出術/椎間板摘出術 14 2.29 11.14 0.00 61.43
K131 内視鏡下椎弓切除術 13 1.00 4.46 0.00 52.46
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)では、脊椎変性疾患に対する形成術や切除術、そして固定術が順に多い結果となりました。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877 腹腔鏡下腟式子宮全摘術/子宮全摘術 17 1.12 5.35 0.00 52.06
K888 子宮附属器腫瘍摘出術 14 1.14 3.79 0.00 55.71
K873 子宮鏡下子宮筋腫摘出術 12 1.00 0.92 0.00 34.08
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

婦人科では、内視鏡下での子宮に対する手術が一番多くなり、次いで付属器官に対する手術、子宮筋腫の順となりました。
ペインクリニック
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K190 脊髄刺激装置植込術 19 0.32 9.42 0.00 73.89
K134 椎間板摘出術(経皮的髄核摘出術) - - - - -
K128 脊椎内異物(挿入物)除去術 - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

ペインクリニックでは、昨年同様「痛み」の緩和の為の手術が多い結果となりました。特に痛みの信号が脳に伝わる前に、微弱な電気刺激を用いてその痛みを和らげる刺激装置埋め込み術を実施した患者が多い結果となりました。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K030 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術 29 1.00 1.10 0.00 52.14
K005 皮膚、皮下腫瘍摘出術 - - - - -
K007 皮膚悪性腫瘍切除術 - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

形成外科では、腕や足(四肢)部位の腫瘍摘出術(粉瘤や脂肪腫などの良性なもの)が多い結果となりました。また、良性のみならず、皮膚の悪性腫瘍に対する手術も実施しています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K561 ステントグラフト内挿術 44 8.73 18.48 13.64 78.61
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 40 2.08 2.53 0.00 72.55
K614 血管移植術、バイパス移植術 - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

心臓血管外科では、胸部や腹部に対するステントグラフト挿入術が一番多い結果となり、次いで、昨年最も多かった下肢の静脈瘤に対する手術の順となりました。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K046 骨折観血的手術 42 5.38 21.26 19.05 73.60
K081 人工骨頭挿入術 18 14.83 34.06 66.67 87.11
K082 人工関節置換術 17 4.82 30.29 17.65 77.12
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

2019年度より、整形外科の常勤医が着任し手術も実施しております。結果としては、骨折に対する手術が一番多く、次いで人工骨頭挿入術、次いで人工股関節の置換術といった順になりました。
放射線治療科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K615 血管塞栓術 13 5.69 16.92 7.69 72.31
K618 中心静脈注射用植込型カテーテル設置 - - - - -
K697 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法 - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

放射線治療科では、がんに栄養を運んでいる血管を人為的に血流遮断させる血管塞栓術が最も多く、次に皮下に埋め込んで薬剤を投与する為に使用するポートの埋め込み術、超音波で確認しながらラジオ波という電流で熱を発生させ腫瘍を壊死させる治療法の肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法という順になりました。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

2018年度 札幌禎心会病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 26 58 104 162 346 573 1048 1357 1188 368
2018年度の年齢階級別の退院患者数は、0歳から19歳までが84名で全体の1.6%、20歳から59歳までが1185名で22.6%、60歳以上が3961名で全体の75.8%を占める結果となりました。特に、60代、70代、80代の患者層が多く、7割以上をこの年齢層が占めています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9900xx 未破裂脳動脈瘤(手術なし) 296 3.71 7.02 0.00 60.51
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内 JCS10未満) 204 20.22 16.18 16.67 71.33
030400xx99xxxx 前庭機能障害(手術なし) 185 3.41 5.10 0.00 68.52
010030xx01x00x 未破裂脳動脈瘤(脳動脈瘤頸部クリッピング等あり) 175 23.10 15.41 1.14 62.13
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷(手術なし) 134 6.01 7.35 5.97 59.84
脳神経外科は、脳や神経、脊椎の病気を主に扱う診療科です。

H30年度も、未破裂脳動脈瘤の検査目的や手術で入院した患者が多く、次いで発症から3日以内の脳梗塞の患者が多い結果となりました。また、前庭機能障害(めまい)や頭蓋・頭蓋内損傷(頭部打撲や頭部裂傷、頭皮の損傷など)の経過観察として入院される方も多くなっています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx99000x 心不全(手術なし) 59 27.86 17.66 5.08 85.47
050050xx99200x 狭心症、慢性虚血性心疾患(手術なし) 52 3.46 3.15 0.00 71.25
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患(経皮的冠動脈形成術等) 45 4.64 4.47 0.00 71.13
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患(手術なし) 45 2.93 3.01 0.00 68.13
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎(手術なし) 28 28.46 20.92 7.14 81.29
循環器内科は、心臓や血管、血圧などの病気を主に扱う診療科です。

H30年度は心不全(手術なし)で入院された患者が最も多く、次いで狭心症の手術(経皮的冠動脈形成術:PCI)や検査・経過観察目的で入院する患者が多くなりました。また、順位的には5番目の誤嚥性肺炎は、通常の感染性の肺炎とは区分されて集計されている為、患者数は少なく見えますが「肺炎」という括りで見ると、依然として多い疾患です。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性腫瘍含む良性疾患(内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術) 93 2.84 2.67 0.00 67.49
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎(手術なし) 38 6.50 5.42 0.00 57.76
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患(手術なし) 29 9.28 7.75 0.00 68.41
060190xx99x0xx 虚血性腸炎(手術なし) 24 10.83 8.93 0.00 65.08
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(手術なし) 24 7.54 7.40 0.00 69.46
消化器内科は、食道から始まり、胃、小腸、大腸へと続き、更には肝臓、膵臓、胆嚢など、内科の中でも特に「臓器」に特化し、幅広い領域の病気を扱う診療科です。

H30年度は、内視鏡を用いてポリープを切除(粘膜切除術)した患者が一番多く、次に、お腹にウィルスが入り腸炎を発症して入院した方が多い結果となりました。また、腸への血流が悪くなり炎症を発症する虚血性腸炎が多い結果となりました。
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上  ヘルニア手術) 18 7.83 4.96 0.00 66.50
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 ) 11 7.55 6.52 0.00 59.27
060150xx02xxxx 虫垂炎(虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの等) 10 7.00 9.94 0.00 58.40
- - - - - - -
- - - - - - -
消化器外科は、食べ物を消化・吸収・排泄・代謝・貯留する臓器に病気が発生した時、治療を行う診療科です。

H30年度は、鼠経ヘルニア(脱腸)の手術目的で入院された患者、次いで胆嚢疾患に伴う侵襲性の低い腹腔鏡下での胆嚢摘出術、そして盲腸切除術という結果となりました。
頭頸科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx99x00x 頭頸部悪性腫瘍(手術なし) 21 10.00 13.20 4.76 62.90
03001xxx01000x 頭頸部悪性腫瘍(頸部悪性腫瘍手術等) 14 23.64 13.57 0.00 70.21
030400xx99xxxx 前庭機能障害(手術なし) 11 3.55 5.10 0.00 67.27
- - - - - - -
- - - - - - -
頭頸科は、主に頸部や口腔内、舌などにできた腫瘍に対する治療を行う診療科です。

H30年度は、頭頚部のがんに対する手術や検査の為の入院が多くなり、次いで前庭機能障害(めまい等)の検査で入院した患者が多くなりました。
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070341xx020xxx 脊柱管狭窄(頸部 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術、前方椎体固定等) 20 18.80 20.71 0.00 66.50
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(腰部骨盤、不安定椎 その他の手術)  16 27.06 16.80 0.00 74.81
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術、前方椎体固定等) - - 21.39 - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

足のしびれ感や痛み、麻痺や歩行障害を患う方に専門的な診断・治療を行うのが脊椎・脊髄末梢神経外科です。

H30年度も脊椎症を含む脊柱管狭窄症に関連する手術で入院した患者が多い結果となりました。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120090xx97xxxx 生殖器脱出症(手術あり) 24 7.63 8.86 0.00 71.21
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍(腹腔鏡下腟式子宮全摘術等) 10 4.00 6.16 0.00 39.70
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍(子宮頸部(腟部)切除術等) - - 3.20 - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

婦人科は検診やドックのみならず、腫瘍、子宮脱、尿漏れ、子宮内膜症など、幅広い婦人科領域の疾患を扱う診療科です。

H30年度も、生殖器脱(子宮脱など)に伴う手術目的で入院した患者が多い結果となりました。次いで、至急の良性腫瘍、そして悪性腫瘍での手術目的で入院した患者が多くなりました。
ペインクリニック
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070350xx99x0xx 椎間板変性、ヘルニア(手術なし) 19 2.95 10.17 0.00 55.95
010111xxxxx0xx 遺伝性ニューロパチー(手術なし) 14 9.29 12.45 0.00 75.07
010120xx99xxxx 特発性(単)ニューロパチー(手術なし) 10 2.20 6.80 0.00 59.10
- - - - - - -
- - - - - - -
ペインクリニックは、痛みのコントロールを主に治療目的とした診療科です。

H30年度は、椎間板やヘルニアの入院が最も多く、次いでニューロパチー(末梢神経の正常な伝達が障害され、痛みや痺れが出ている病態)に関連する痛みの治療が多い結果となりました。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物(皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等) 12 2.67 4.05 0.00 46.25
070010xx010x0x 脊椎脊髄を除く骨軟部の良性腫瘍(四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等) - - 5.59 - -
180060xx97xxxx その他の新生物(手術あり) - - 6.33 - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

形成外科は、身体の表面にある疾患を取り扱う診療科です。

皮膚にできた良性腫瘍に対する手術で入院した方が多く、次いで四肢などにできた腫瘍(脂肪腫など)に対する治療の患者が多くなりました。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤(ステントグラフト内挿術) 30 21.77 12.01 0.00 77.00
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術(その他のもの(観血的なもの)等) 27 9.70 5.50 0.00 71.93
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患(下肢静脈瘤手術等) - - 2.85 - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

心臓血管外科は、その名の通り心臓の血管をメインに、四肢の血管に対する病気を取り扱う診療科です。

H30年度は、心臓の狭くなった血管をステントグラフトを用いて拡張する手術を目的にした入院や、血管が詰まってしまった部分の除去術、そして下肢静脈に対する治療の患者が多い結果となりました。
放射線治療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx9902xx 前立腺の悪性腫瘍(手術なし) 24 33.67 27.18 4.17 69.33
03001xxx97x2xx 頭頸部悪性腫瘍(手術あり) - - 53.09 - -
070041xx99x2xx 軟部の悪性腫瘍(手術なし) - - 27.16 - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

放射線治療科は、主に悪性腫瘍に対する放射線治療を行い、各診療科と連携する形で治療を行う事が多い診療科です。また、「放射線」とは性質の違う「陽子線」の照射に関連する治療も放射線治療科で担当しています。

H30年度は、前立腺がんに対する治療目的の患者が最も多く、頭頸部がん、次いで軟部のがんに対する患者が多いという結果になりました。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - 16 - 1 8
大腸癌 - - 25 16 48 - 1 8
乳癌 - - - - - - 1 8
肺癌 - - - - - - 1 8
肝癌 - - - - - - 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

当院では、主に、消化器内科、消化器外科、放射線治療科、頭頸科、乳腺外科が主に5大癌領域の治療を行っております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 89 25.56 81.64
重症 21 31.95 84.00
超重症 - - -
不明 - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

当院における20歳以上の市中肺炎は、例年通り中等度の患者が最も多く、平均年齢も80歳を超える結果となりました。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 558 25.03 75.68 24.91
その他 44 16.30 76.50 20.45
当院では、脳卒中センターを開設し、24時間365日体制で受け入れを行っています。そのため、急性期の発症患者が多いのが特徴です。また、状態が安定した後、慢性期の病院と連携する事も多く、転院率も20%を超える結果となりました。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 183 4.04 22.26 6.56 61.52
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 68 1.54 19.84 11.76 79.51
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 28 8.57 42.21 3.57 57.75
K1772 脳動脈瘤頸部クリッピング(2箇所以上) 26 3.77 29.58 3.85 68.69
K6101 動脈形成術、吻合術(頭蓋内動脈) 23 5.30 32.48 26.09 50.39
脳神経外科では、例年通り、脳動脈瘤に対するクリッピング術が最も多く、次いで慢性硬膜下血腫の穿孔洗浄術が多くなりました。特に、脳動脈瘤に対するクリッピング術の年間症例数は、全国でも屈指の術数なっています。

※Kコードの分類上「1箇所」と「2箇所」に区分されていますが、手術の内容としては同一の未破裂脳動脈瘤に対する手術です。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 96 7.44 29.33 0.00 74.78
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 19 6.97 23.92 0.00 71.59
K654 内視鏡的消化管止血術 15 1.60 15.07 6.67 74.27
- - - - - - -
- - - - - - -
消化器内科では、内視鏡を用いたポリープの切除術が最も多い術式となります。次に、抗がん剤の持続的な注射を目的としたポートの埋め込み術の患者、内視鏡を用いた消化管の止血術となります。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 42 3.26 4.17 0.00 71.45
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 24 1.00 2.08 0.00 67.58
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

循環器内科では、昨年同様、PCI(ステント留置術)やアブレーション(カテーテル心筋焼灼術)が多く、ペースメーカー含め「心臓」に関する手術が多くなりました。
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 22 8.32 6.73 0.00 65.95
K6335 鼠径ヘルニア手術 16 1.31 5.00 0.00 65.75
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 11 13.64 20.27 0.00 72.00
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

消化器外科では、内視鏡を用いた胆嚢摘出術が最も多く、次いで鼠経ヘルニア、そして腹腔鏡下での悪性腫瘍に対する切除術が多い結果となりました。
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K142-4 経皮的椎体形成術 16 5.69 19.19 1.00 81.56
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) 14 1.21 18.29 0.00 71.50
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) 14 3.14 21.14 1.00 67.79
K1342 椎間板摘出術(後方摘出術) 11 3.36 18.09 0.00 66.45
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 10 3.3 28.00 1.00 69.30
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)では、脊椎変性疾患に対する形成術や切除術、そして固定術が順に多い結果となりました。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 28 4.18 8.54 3.57 72.36
K5612イ ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) 23 9.96 19.00 0.00 78.39
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 19 2.95 22.05 5.26 76.32
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

心臓血管外科では、下肢の静脈瘤に対する手術が一番多く、次いで胸部と腹部に対するステントグラフト内挿術が多い結果となりました。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(躯幹) 14 1.00 1.21 0.00 51.07
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上) - - - - -
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

形成外科では、腕や足(四肢)部位の腫瘍摘出術(粉瘤や脂肪腫などの良性なもの)が多い結果となりました。また、良性のみならず、皮膚の悪性腫瘍に対する手術も実施しています。
ペインクリニック
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1901 脊髄刺激装置植込術(脊髄刺激電極を留置) 22 2.55 10.36 0.00 69.27
K1344 椎間板摘出術(経皮的髄核摘出術) - - - - -
K190-2 脊髄刺激装置交換術 - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

ペインクリニックでは、昨年同様「痛み」の緩和の為の手術が多い結果となりました。特に痛みの信号が脳に伝わる前に、微弱な電気刺激を用いてその痛みを和らげる刺激装置埋め込み術を実施した患者が多い結果となりました。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8232 尿失禁手術(その他) 12 1.58 4.58 0.00 69.92
K873 子宮鏡下子宮筋腫摘出術 - - - - -
K867 子宮頸部(腟部)切除術 - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

婦人科では、尿失禁に対する手術が本年度は一番多くなり、次点に子宮筋腫や子宮頸部に対する切除術が多い結果となりました。
頭頸科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 11 1.09 6.36 0.00 55.18
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術(切除) 10 2.00 20.60 0.00 67.40
K4691 頸部郭清術(片) - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※集計上、患者数が10人に満たない場合「-」と表記

頭頸科では、内視鏡を用いた副鼻腔に対する手術が一番多く、次いで悪性の甲状腺、頸部の郭清術(リンパ節転移を制御する手術)を実施した患者が多いという結果となりました。集計は1患者1手術となりますが、実際は複数の手技を同時に行う場合が多く、甲状腺悪性腫瘍手術+郭清術というような術式が行われています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -
※集計上、10名以上の患者が居ない為、全項目で「-」とする。

2017年度 札幌禎心会 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 14 54 92 132 301 503 961 1173 914 308
退院患者数は、0歳から19歳までが68名で全体の約1.5%、20歳から59歳までが1028名で23.1%、60歳以上が3356名で全体の75.4%を占めています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9900xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 282 3.68 6.90 0.35 62.55
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 183 18.29 16.38 15.85 69.17
010030xx01x00x 未破裂脳動脈瘤 脳動脈瘤頸部クリッピング等 手術・処置等2-なし 副傷病なし 159 21.21 15.61 0.00 62.07
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし 119 6.79 6.32 6.72 55.09
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 101 2.77 5.15 0.00 68.28
脳神経外科は、脳や神経の病気を扱う診療科です。

H29年度も、未破裂脳動脈瘤に関連した患者が最も多く、検査目的、手術又は術後の検査で入院し、次いで脳梗塞(脳の血管が詰まったり、破れたりした状態)の順となっています。また、脳疾患に続発する形で発症する事が多い「てんかん」も多く入院しています。前提機能障害(めまい等)は、一泊二日の救急外来から経過観察で入院される方が多く入院しています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1-なし、1,2あり 手術・処置等2-なし 副傷病なし 58 5.21 4.62 0.00 70.38
050050xx99130x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2-3あり 副傷病なし 45 3.29 5.91 2.22 69.80
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2-なし 副傷病なし 36 3.17 3.03 0.00 69.80
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし 32 23.28 20.83 15.63 83.34
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし 23 20.13 17.71 4.35 87.22
循環器内科は、心臓や血管などの病気を主に扱う診療科です。

H29年度も狭心症の治療目的で入院する方が多くなりました。平均在院日数は、全国の平均在院日数よりやや短めで退院しています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2-なし 36 5.86 5.50 0.00% 55.94
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし 21 7.00 7.39 0.00% 77.05
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2-なし 副傷病なし 19 18.84 10.61 15.79% 74.68
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等2-なし 19 11.79 9.06 0.00% 66.00
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 17 10.71 7.87 5.88% 67.00
消化器内科は、食道から始まり、胃、小腸、大腸へと続き、更には肝臓、膵臓、胆嚢など、内科の中でも特に臓器に特化し、幅広い領域の病気を扱う診療科です。

H29年度も、お腹にウィルスが入り腸炎を発症して入院した方が多くなりました。また、手術を伴う胆石や胆管炎系の疾患、腸の血流が悪くなり(虚血)入院される方も多くなりました。
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 13 7.62 6.64 0.00% 58.23
060150xx02xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの等 11 8.91 9.88 0.00% 47.45
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし 10 8.70 7.40 0.00% 56.40
消化器外科は、食べ物を消化・吸収・排泄・代謝・貯留する臓器に病気が発生した時、治療を行う診療科です。

H29年度も胆嚢や胆石で入院した人が多く、次いで虫垂炎、胆のう炎系が多くなりました。
頭頸科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx01000x 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし 28 23.54 13.70 0.00% 64.21
03001xxx99x00x 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし 22 9.09 12.60 4.55% 62.77
03001xxx0111xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1-あり 手術・処置等2-1あり 15 68.87 43.27 0.00% 67.20
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 13 12.46 7.58 0.00% 61.85
頭頸科は、主に頸部や口腔内、舌などにできた腫瘍に対する治療を行う診療科です。

H29年度は、その診療科の名前とおり、頸部の悪性腫瘍に関する患者が多くなりました。また、唾液腺などの腫瘍に対する患者も多くなってきています。
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070341xx020xxx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 頸部 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 後方又は後側方固定等 手術・処置等1-なし 29 23.24 22.08 3.45% 61.17
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2-なし 14 22.21 21.70 0.00% 65.21
070370xx01x1xx 脊椎骨粗鬆症 経皮的椎体形成術 手術・処置等2-あり 12 30.25 24.98 16.67% 81.83
手足のしびれ感や痛み、麻痺や歩行障害を患う方に専門的な診断・治療を行うのが脊椎・脊髄末梢神経外科です。

H29年度も、脊柱管狭窄症の手術のために入院した方が最も多く、次いで骨粗鬆症の手術となりました。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 25 6.44 9.27 0.00% 71.28
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 14 8.64 9.91 0.00% 49.50
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 - - 6.28 - -
※各患者数が10人に満たない場合「-」と表記

婦人科は一般検診、腫瘍、子宮脱、尿漏れ、子宮内膜症、更年期・骨粗鬆症など、ほとんどの婦人科領域を扱う診療科です。

H29年度は、生殖器脱に伴う手術目的で入院した方が最も多く、次いで子宮の良性腫瘍で入院した人が多くなりました。
ペインクリニック
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010120xx99xxxx 特発性(単)ニューロパチー 手術なし 14 3.07 6.72 0.00% 65.57
070350xx99xxxx 椎間板変性、ヘルニア 手術なし 14 2.36 8.83 0.00% 51.71
070343xx99x00x 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし - - 11.34 - -
※各患者数が10人に満たない場合「-」と表記

ペインクリニックは、痛みのコントロールを治療目的とした診療科です。

H29年度は、神経伝達系異常からなる痛みの治療が多く、次いで脊柱管などの疾患で退院した人が多くなりました。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1-なし 13 2.69 4.14 0.00% 33.77
080007xx97xxxx 皮膚の良性新生物 その他の手術あり 12 3.17 6.09 0.00% 54.25
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1-なし 副傷病なし - - 5.80 - -
※各患者数が10人に満たない場合「-」と表記

形成外科は、身体の表面にある疾患を取り扱う診療科です。

皮膚にできた良性腫瘍で入院した方が多く、次いで軟部腫瘍や骨腫瘍の疾患が多くなりました。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - 14 20 13 1 7
大腸癌 - 10 16 - 23 10 1 7
乳癌 - - - - - - 1 7
肺癌 - - - - - - - -
肝癌 - - - - - - 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
※ 各患者数が10人に満たない場合「-」と記載。

当院では、消化器内科、消化器外科、乳腺が主に5大癌領域の治療を行っております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 80 24.21 82.73
重症 19 33.21 86.37
超重症 10 11.20 83.70
不明 - - -
※各患者数が10件に満たない場合「-」と表記

H29年度の当院における肺炎重症度も、中等症が最も多くなりました。また、昨年には多くなかった重症、超重症患者も増えてきています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 580 24.83 74.63 30.69%
その他 33 20.73 76.06 27.27%
当院では、脳卒中センターを開設し、24時間365日体制で受け入れを行っています。そのため、発症して3日以内の患者が一番多くなりました。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 190 4.38 23.33 13.16% 62.79
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 63 0.76 10.56 4.76% 79.83
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 47 6.11 30.49 4.26% 58.83
K6092 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) 34 6.24 19.74 11.76% 72.12
K1772 脳動脈瘤頸部クリッピング(2箇所以上) 34 3.71 24.03 11.76% 63.62
脳神経外科では、昨年度に引き続き、脳動脈瘤に対するクリッピング術が最も多く、次いで慢性硬膜下血腫の穿孔洗浄術、血管内膜剥離が多くなりました。特に、脳動脈瘤に対するクリッピング術の年間症例数は、全国でも屈指の術数となっています
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 83 1.27 1.67 0.00% 69.17
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈・静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 22 13.59 30.77 0.00% 71.27
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 18 4.61 18.94 11.11% 75.94
K6872 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) 13 6.46 11.69 0.00% 73.62
K654 内視鏡的消化管止血術 13 6.46 11.69 0.00% 73.62
消化器内科では、内視鏡を用いた手術件数が多いのが特徴です。開腹手術とは異なり、内視鏡の手術は身体への負担が少なく、ポリープ等の切除は術後1日程度で退院できるのが特徴です。また、悪性新生物(がん)に対する手術や、胆管・膵管の出口にあたる乳頭部を切開し、胆石を除去又は胆道閉塞を治療する施術も多くなります。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 60 1.87 3.20 0.00% 71.08
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 19 1.32 2.47 5.26% 65.79
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) - - - - -
※各患者数が10件に満たない場合「-」と表記

循環器内科では、PCI(ステント留置術)やアブレーション(カテーテル心筋焼灼術)が多くなりました。
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 25 4.60 6.20 0.00% 59.28
K6335 鼠径ヘルニア手術 11 1.55 4.64 0.00% 70.36
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 - - - - -
※各患者数が10件に満たない場合「-」と表記

消化器外科では、内視鏡を用いた胆嚢摘出術が一番多くなり、次いで鼠径ヘルニアの手術が多い結果となりました。
脳神経外科脊椎
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K142-4 経皮的椎体形成術 19 6.11 22.00 15.79% 79.53
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) 16 1.88 13.50 0.00% 61.56
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 15 2.13 28.73 0.00% 67.27
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) 12 3.33 18.83 8.33% 61.33
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)では、脊椎狭窄症や椎間板ヘルニアに対する手術が多く、堆弓切除や脊椎の固定術も多く行われています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6171 下肢静脈瘤手術(抜去切除術) 18 1.00 2.33 0.00% 66.44
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 11 1.00 6.27 9.09% 67.82
K5611 ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) - - - - -
※各患者数が10件に満たない場合「-」と表記

心臓血管外科では、下肢の静脈瘤に対する手術が一番多く、次いで血栓除去術が多い結果となりました。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術 19 1.00 1.11 0.00% 52.63
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) - - - - -
K0081 腋臭症手術(皮弁法) - - - - -
※各患者数が10件に満たない場合「-」と表記

形成外科では、腕や足(四肢)部位の腫瘍摘出術(粉瘤や脂肪腫などの良性なもの)が多い結果となりました。
ペインクリニック
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1901 脊髄刺激装置植込術(16極以下ジェネレーター) 14 1.71 9.79 0.00% 61.64
K1344 椎間板摘出術(経皮的髄核摘出術) - - - - -
- - - - - - -
※各患者数が10件に満たない場合「-」と表記

ペインクリニックでは、痛みの信号を脳に伝わる前に微弱な電気刺激を用いて痛みを和らげる刺激装置埋め込み術が多くなりました。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 14 1.71 6.36 0.00% 53.43
K867 子宮頸部(腟部)切除術 12 1.08 1.17 0.00% 38.83
K8654 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮全摘術)(腟式、腹式) 11 1.18 5.45 0.00% 72.09
K8651 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮位置矯正術) 10 0.90 3.60 0.00% 71.90
※各患者数が10件に満たない場合「-」と表記

婦人科にでは、子宮摘出術がほとんどを占めています。
頭頸科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4691 頸部郭清術(片) 13 2.31 14.92 0.00% 68.54
K395 下咽頭悪性腫瘍手術/喉頭悪性腫瘍手術 10 7.00 95.00 0.00% 70.00
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) - - - - -
※各患者数が10件に満たない場合「-」と表記

頭頸科では、悪性新生物(がん)の手術が多く、郭清術(リンパ節転移を制御する手術)が多い結果となりました。集計は1患者1手術ですが、実際は複数の手技を同時に行う場合が多いです。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 12 0.27%
異なる - -
※各患者数が10件に満たない場合「-」と表記

当院における合併症の発症率は、手術目的の入院が多いことから「手術・処置等の合併症」の項目で0.27%の発症率となりました。

2016年度 札幌禎心会 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 16 57 73 125 300 432 894 998 755 243
年齢階級別の退院患者様においては、0歳から19歳までの患者様が全体の約2%、20歳から59歳までが約24%、60歳以上が全体の74%を占めています。昨年度に比べ、退院者数が800名程度増加しており、病床増加に伴う変動が著名に表れています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9900xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 250 3.55 6.87 0.40% 61.9
010030xx01x00x 未破裂脳動脈瘤 脳動脈瘤頸部クリッピング等 194 24.51 15.99 1.03% 62.4
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 136 18.24 16.54 14.71% 66.3
010230xx99x00x てんかん 91 7.60 7.12 7.69% 59.3
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 87 8.52 9.87 6.90% 74.3
脳神経外科は、その名が示すように、脳や神経の病気を主に扱う診療科です。

H28年度も、未破裂脳動脈瘤に関連した患者様が一番多く見受けられ、検査目的だったり、手術又は術後の検査で入院されています。また、脳卒中(脳の血管が詰まったり、破れたりした状態)を発症した患者様も次いで多く見受けられます。また、脳疾患に続発する形で発症する事が多い「てんかん」も多く入院されています。そして、転倒や転落による頭蓋内の損傷で入院される方も多い傾向があります。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし(処置なし) 55 3.04 3.06 0.00% 70.8
050050xx99130x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし(処置あり) 52 3.17 5.94 0.00% 66.1
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 45 5.00 4.71 0.00% 68.0
050130xx99000x 心不全 手術なし 23 19.13 17.95 8.70% 84.8
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 16 21.38 12.43 0.00% 86.1
循環器内科は、心臓や血管などの病気を主に扱う診療科です。

H27年度は、肺炎で入院された患者様が多くいらっしゃいましたが、H28年度は狭心症の治療目的で入院される方が多くなりました。平均在院日数では、尿路からの感染症を除き、概ね、全国の平均在院日数よりやや短めで退院しています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 33 6.64 5.50 3.03% 64.6
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 22 10.91 7.89 0.00% 63.9
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 22 11.09 9.19 0.00% 67.1
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症 20 5.90 7.44 0.00% 69.3
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術 11 16.55 11.06 9.09% 80.5
消化器内科は、食道から始まり、胃、小腸、大腸へと続き、更には肝臓、膵臓、胆嚢など、内科の中でも特に臓器に特化し、幅広い領域の病気を扱う診療科です。

H27年度に引き続き、お腹にウィルスが入り体調を崩され入院された方が多く見受けられました。また、手術を伴う胆石・胆管炎系で入院される方も見受けられます。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080007xx97xxxx 皮膚の良性新生物 29 3.41 6.42 0.00% 48.9
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術 - - 4.28 - -
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり - - 3.44 - -
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) - - 8.78 - -
080220xx97xxxx エクリン汗腺の障害、アポクリン汗腺の障害 手術あり - - 6.77 - -
形成外科は、身体の表面にある疾患を主に取り扱う診療科です。

H27年度に引き続き、皮膚にできた良性腫瘍で入院された方が多く見受けれました。全国の在院日数と比較し、短い期間で退院される方が多くみられます。なお、1番目は腫瘍系、2番目は嚢胞系と、同じようなデキモノでも疾患として区分が違う場合があります。また、瞼が何らかの要因で垂れてしまう眼瞼下垂(がんけんかすい)や、ほくろの癌と言われる悪性黒色腫(がん)の方も、手術目的で入院しています。
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070341xx020xxx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 頸部 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術 23 23.83 22.69 0.00% 65.9
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 11 31.09 17.99 0.00% 75.1
070370xx01x1xx 脊椎骨粗鬆症 経皮的椎体形成術 - - 25.21 - -
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術 - - 22.55 - -
070350xx97xxxx 椎間板変性、ヘルニア その他の手術あり - - 17.07 - -
手足のしびれ感や痛み、麻痺や歩行障害において専門的な治療を行うのが診療を行うのが脊椎・脊髄末梢神経外科です。

H28年度は、脊柱管狭窄症の手術で入院される方が一番多くみられました。次いで骨粗鬆症、椎間板ヘルニアの手術目的となっています。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 13 5.85 9.44 0.00% 70.7
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 12 9.25 10.05 0.00% 47.6
120010xx99x70x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍(処置ありパターン2) - - 4.73 - -
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍(処置ありパターン5) - - 4.92 - -
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 - - 6.29 - -
婦人科は一般検診、腫瘍、子宮脱、尿漏れ、子宮内膜症、更年期・骨粗鬆症、婦人科漢方など、ほとんどの婦人科領域を取り扱う診療科です。

H28年度は、生殖器脱に伴う手術目的で入院された方が一番多く、次いで生殖器の良性腫瘍となっています。また、生殖器の悪性新生物(がん)で入院された方も見受けられます。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010160xx99x00x パーキンソン病 手術なし 27 14.37 18.71 3.70% 72.0
010170xx99x00x 基底核等の変性疾患 - - 14.74 - -
160650xx99x0xx コンパートメント症候群 - - 23.85 - -
170050xxxxxxxx 神経症性障害,ストレス関連障害および身体表現性障害 - - 7.79 - -
01021xxxxx0x0x 認知症 手術・処置等1-なし 副傷病なし - - 13.60 - -
神経内科は、主に脳や脊髄、神経、筋肉の病気を扱う診療科です。

H28年度も、H27年度に引き続き、パーキンソン病の方が治療やリハビリを目的として入院されるケースが一番多くなりました。また、パーキンソン症状(筋肉の硬さ、運動ののろさ、歩行障害など)と大脳皮質症状(手が思うように使えない、動作がぎこちないなど) が同時にみられる病気で入院される方もいらっしゃいます。

※パーキンソン病と大脳皮質症状の説明:難病情報センターより引用
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 11 8.82 6.82 0.00% 69.4
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 - - 7.61 - -
060150xx99xx0x 虫垂炎 - - 6.91 - -
060020xx02x0xx 胃の悪性腫瘍 - - 17.65 - -
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 - - 15.92 - -
消化器外科は、食べ物を消化・吸収・排泄・代謝・貯留する臓器に病気が発生した時、専門的に治療を行う診療科です。

H27年度は、腹膜炎(や膿瘍)の疾患が一番多く、次いで胆嚢炎や胆石に関連する疾患の入院が多く見受けれましたが、H28年度では胆嚢や胆石、悪性腫瘍に対する手術目的が増えてきています。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの - - 11.57 - -
090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) - - 6.59 - -
090010xx99x00x 乳房の悪性腫瘍 手術なし - - 9.39 - -
090010xx97x31x 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり - - 24.52 - -
090010xx99x30x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等あり - - 9.46 - -
乳腺外科は、乳癌などの乳房の病気を専門的に治療する診療科です。

H28年度は、乳癌による乳房の切除術目的で入院された方が多く見受けられました。また、それに伴う化学療法で入院される方も見られました。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2-なし 副傷病なし - - 3.06 - -
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処置等2-なし 副傷病なし - - 5.85 - -
050170xx99000x 閉塞性動脈疾患 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし - - 8.28 - -
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし - - 17.95 - -
050200xx99xxxx 循環器疾患(その他) 手術なし - - 7.73 - -
心臓血管外科は、動脈や静脈の疾患に対し外科的治療を行う専門的な診療科です。

H28年度は、昨年に引き続き、血管内で血液が詰まってしまった病気に対する治療目的での入院が多く見受けられました。また、心不全など、循環器内科と協同して治療にあたる症例もあります。
放射線治療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) - - 24.03 - -
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍 - - 11.74 - -
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 - - 5.12 - -
040040xx9902xx 肺の悪性腫瘍 - - 24.87 - -
070040xx99x4xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) - - 17.48 - -
放射線診療科は、主として悪性腫瘍の根治的または姑息的に治療を行う専門的な診療科です。

H28年度は、陽子線治療も始まり、悪性新生物(がん)に関連して入院される方が増えてきています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - 14 - - 1 7
大腸癌 - - - - 15 11 1 7
乳癌 - - - - - 10 1 7
肺癌 - - - - - - 1 7
肝癌 - - - - - - 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
※各患者数が10件に満たない為、全項目で「-」となる。

当院においては、癌の初発は250件、再発においては130件程度ありますが、5大癌においては胃がん、大腸がん、乳がん、肺がんで対象の患者様がおります。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 52 20.40 83.08
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -
H28年度の肺炎重症度は、中等症が一番多い結果となりました。10件に満たない項目は「-」となり表では読み取れませんが、次いでは軽症が多くなっています。平均年齢も80歳以上と、高齢の方が多くなっています。平均在院日数も、20日程度となっています。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 35 4.60 71.77 0.00
その他 - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 - - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 495 23.13 74.44 4.01
その他 62 21.05 73.57 0.44
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 48 19.35 72.81 0.03
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 23 5.26 63.78 0.00
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 - - - -
その他 26 6.96 37.19 0.03%
I679 脳血管疾患,詳細不明 - - - - -
当院においては、脳卒中センターを開設し、24時間365日体制で受け入れを行っています。その為、発症して3日以内の脳梗塞や一過性虚血発作(一時的に脳の血流が足りなくなった状態)、てんかんの発作で入院された患者様が多く見受けられます。また、発症から3日以上経過してから入院されたケースは、病院到着時には症状が消失してしまっていたケースや無症候性の症例が多く、後日、精査目的で入院されたり外来受診をして頂いています。。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 197 4.84 24.03 8.12 62.78
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 66 0.30 12.23 10.61 78.59
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 43 7.91 27.07 6.98 53.19
K1772 脳動脈瘤頸部クリッピング(2箇所以上) 27 6.07 30.89 14.81 65.85
K6092 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) 21 5.90 14.38 9.52 73.05
脳神経外科においては、昨年度に引き続き、脳動脈瘤に対するクリッピング術が一番多く、次いで慢性硬膜下血腫の穿孔洗浄術が多い診療科です。特に、脳動脈瘤に対するクリッピング術の症例数は、全国でも屈指の年間術数を誇っています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 60 1.78 5.30 1.67 68.95
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) - - - - -
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) - - - - -
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) - - - - -
循環器内科においては、昨年同様、細くなった血管を広げるステント留置術が一番多く、次いで心臓の鼓動リズムを一定に保つペースメーカーに関連する術が上位3位を占めました。また、胃瘻増設など、栄養の管理に関する症例も増えてきています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 46 1.15 1.35 0.00 66.72
K654 内視鏡的消化管止血術 17 0.29 13.18 0.00 70.41
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) - - - - -
消化器内科においては、内視鏡を用いた手術の件数が多いのが特徴です。開腹手術とは違い、内視鏡での手術は身体への負担が少なく、ポリープ等の切除においては1日程度で退院できるのが特徴です。また、悪性新生物(がん)に対する手術や、胆管・膵管の出口にあたる乳頭部を切開し、胆石を除去又は胆道閉塞を治療する術も増えてきています。
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 21 8.86 9.00 0.00 63.38
K6335 鼠径ヘルニア手術 10 1.00 5.50 0.00 75.20
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 - - - - -
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) - - - - -
K657-22 腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術) - - - - -
消化器外科においては、腹腔鏡を用いた胆嚢の摘出術を筆頭に、ヘルニアの術が多くなっています。また、胃や結腸などの悪性新生物(がん)に対する切除術も多く行っています。
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) 21 2.62 17.29 0.00 67.67
K142-4 経皮的椎体形成術 12 3.92 30.50 16.67 80.75
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) 12 4.33 27.58 8.33 69.00
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) - - - - -
K1342 椎間板摘出術(後方摘出術) - - - - -
脳神経外科(脊椎・脊髄末梢神経外科)では、脊椎狭窄症や椎間板ヘルニアに対する手術が多く、堆弓切除や脊椎の固定術が多く行われています。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(躯幹) 19 1.00 1.53 0.00% 49.16
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(肩) - - - - -
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) - - - - -
K2193 眼瞼下垂症手術(その他) - - - - -
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) - - - - -
形成外科においては、腕や足(四肢)においての腫瘍摘出術(粉瘤や脂肪腫などの良性なもの)や悪性腫瘍(がん)の切除術を主に行っています。また、瞼が後天的な理由により垂れ下がってしまう眼瞼下垂(がんけんかすい)においても手術を行っています。
頭頚部外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4691 頸部郭清術(片) 12 4.50 27.33 0.00 68.58
K374 咽頭悪性腫瘍手術 - - - - -
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
K4031 気管形成手術(管状気管、気管移植等)(頸部から) - - - - -
頭頚部外科においては、頭頚部分を中心とした悪性新生物(がん)の手術が多く、郭清術(リンパ節転移を制御する手術)が件数としては多くなりました。集計は、同日に複数の手技を用いた症例であっても「1患者1手技」とカウントしている為、実際は咽頭悪性腫瘍手術と郭清術を同時に行う場合がほとんどです。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 10 1.50 7.10 0.0 51.10
K8654 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮全摘術)(腟式、腹式) - - - - -
K8651 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮位置矯正術) - - - - -
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) - - - - -
K8721 子宮筋腫摘出(核出)術(腹式) - - - - -
婦人科においては、子宮摘出術が術としてはそのほとんどを占める結果となりました。子宮摘出術も、その用いる手技により集計上分類してしまう為、件数は多くないように見えてしまう結果となりました。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 - - - - -
K6171 下肢静脈瘤手術(抜去切除術) - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
心臓血管外科においては、手術室の関係で、まだ本格稼働していない状態ですが、上記の症例においては昨年実施を致しました。
放射線治療科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) - - - - -
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -
K697-31ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(2cm以内)(その他) - - - - -
放射線治療科においては、悪性新生物(がん)の治療の為、がん細胞へ栄養を送っている血管をあえて塞栓させたり、抗がん剤を直接その箇所に投与したりする手術が多くなりました。また、肝悪性腫瘍ラジオ波のように、直接針を部位に穿刺し、電極針周辺に発生させた熱によりがん細胞を熱凝固壊死させる手術も増えてきました。
ペインクリニック
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1901 脊髄刺激装置植込術(16極以下ジェネレーター) - - - - -
K128 脊椎内異物(挿入物)除去術 - - - - -
K1344 椎間板摘出術(経皮的髄核摘出術) - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
ペインクリニックにおいては、痛みの信号を脳に伝わる前に微弱な電気刺激を用いて痛みを和らげる刺激装置埋め込み術や、腰痛に対する術を主に行っています。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) - - - - -
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴う)) - - - - -
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) - - - - -
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
- - - - - - -
乳腺外科においては、乳癌に対する手術を主に行っております。手術の症例数も徐々に増え始めています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 13 0.33
異なる - -
当院における合併症の発症率は、手術目的の入院が多い為、手術・処置の合併症に見られました。

2015年度 札幌禎心会病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 10 41 44 109 229 373 660 839 594 162
年齢階級別の退院患者様においては、60歳以上の患者様が全体の約70%を占めており、逆に、0歳から29歳までの患者様が全体の約3%と、とても少ないのが特徴です。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで) ファイルをダウンロード
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9900xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 342 3.25 6.55 0 61.26
010030xx01x00x 未破裂脳動脈瘤 脳動脈瘤頸部クリッピング等 手術・処置等2なし 副傷病なし 203 25.85 16.15 0 62.45
010060x099000x 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 162 16.84 15.80 0.15 74.75
脳神経外科は、その名が示すように、脳や神経の病気を主に扱う診療科です。

H27年度は、未破裂脳動脈瘤に関連した患者様が一番多く見受けられました。また、脳卒中(脳の血管が詰まったり、破れたりした状態)を発症した患者様も次いで多く見受けられました。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 37 20.57 14.34 0.14 83.43
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 26 3.27 3.07 0.04 71.58
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 22 28.27 21.69 0.18 87.68
循環器内科は、心臓や血管などの病気を主に扱う診療科です。

H27年度は、肺炎で入院された患者様が多くいらっしゃいました。入院された患者様は、高齢の方が多く平均在院日数も全国と比較し、やや長めとなっています。次いで、狭心症・慢性虚血性心疾患の方が多く見受けられました。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xxxxxxxx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 12 17.00 15.35 0 69.08
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし - - 5.50 - -
060100xx99xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 手術なし - - 2.93 - -
消化器内科は、食道から始まり、胃、小腸、大腸へと続き、更には肝臓、膵臓、胆嚢など、内科の中でも特に臓器に特化し、幅広い領域の病気を扱う診療科です。

H27年度は、糖尿病の方やお腹にウィルスが入り体調を崩された方、そして小腸や大腸にできた腫瘍に対して診療を行った患者様が多く見受けられました。

※2015年11月1日の病院移転後からできた新しい診療科であり、集計は11月から3月までの期間のみとなります。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010160xx99x00x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 38 17.26 19.00 0.03 75.24
010086xxxxxxxx プリオン病 - - 39.05 - -
010230xx99x20x てんかん 手術なし 手術・処置等2-2あり 副傷病なし - - 14.21 - -
神経内科は、主に脳や脊髄、神経、筋肉の病気を扱う診療科です。

H27年度は、パーキンソン病の患者様が治療やリハビリを目的として入院したケースが多く見受けられました。また、てんかんの検査や治療で入院される方も見受けられました。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080007xx97xxxx 皮膚の良性新生物 その他の手術あり 25 3.48 6.31 0.00 53.72
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし - - 5.86 - -
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし - - 3.54 - -
形成外科は、身体の表面にある疾患を主に取り扱う診療科です。

H27年度は、皮膚にできた腫瘍や、鼻骨骨折に関連する患者様が多く見受けられました。また、加齢や後天的な理由により、眼の瞼に関する疾患で入院された方も見受けられました。計画的な入院が多い為、全国の在院日数と比較し、短期で退院された方が多いのが特徴です。
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xxxxxxxx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) - - 15.35 - -
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし - - 15.35 - -
040081xx97x0xx 誤嚥性肺炎 手術あり 手術・処置等2なし - - 43.88 - -
内科は、主として内臓の疾患を取り扱う診療科です。

H27年度は、糖尿病に対する投薬治療や、肺炎等の呼吸器疾患で入院された患者様が多く見受けられました。

※2015年11月1日の病院移転に伴い、新しい診療科である消化器内科に統合。集計は4月から10月までの期間のみ。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070160xx01xxxx 上肢末梢神経麻痺 手根管開放手術等 - - 5.88 - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※2015年4月より、当院は整形外科の診療科はありません。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 5.99 - -
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 3.07 - -
180040xx02x0xx 手術・処置等の合併症 内シャント血栓除去術等 手術・処置等2なし - - 3.40 - -
心臓血管外科は、動脈や静脈の疾患に対し外科的治療を行う専門的な診療科です。

H27年度は、血管内で血液が詰まってしまった症例に対する治療や、狭心症の治療で入院された患者様が見受けられました。

※2015年11月1日の病院移転後からできた新しい診療科であり、集計は11月から3月までの期間のみとなります。
頭頸科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 - - 7.76 - -
03001xxx01000x 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 12.32 - -
03001xxx97x00x 頭頸部悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 10.23 - -
頭頸科は、主として頭部や頸部に発生した腫瘍の診断や治療を行う専門的な診療科です。

H27年度は、副鼻腔炎で入院された方が多く、次いで頭頸部の悪性腫瘍に対する治療で入院された方が多く見受けられました。

※2015年11月1日の病院移転後からできた新しい診療科であり、集計は11月から3月までの期間のみとなります。
放射線診療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等2-2あり 副傷病なし - - 12.36 - -
03001xxx99x5xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-5あり - - 32.68 - -
060570xx97xxxx その他の消化管の障害 手術あり - - 15.19 - -
放射線診療科は、主として悪性腫瘍の根治的または姑息的に治療を行う専門的な診療科です。

H27年度は、膀胱の腫瘍や、頭頸部の腫瘍、消化管の疾患に対する治療目的での入院が多く見受けられました。

※2015年11月1日の病院移転後からできた新しい診療科であり、集計は11月から3月までの期間のみとなります。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり - - 9.53 - -
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 - - 10.18 - -
070040xx97x3xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) その他の手術あり 手術・処置等2-3あり - - 34.56 - -
婦人科は一般検診、腫瘍、子宮脱、尿漏れ、子宮内膜症、更年期・骨粗鬆症、婦人科漢方など、ほとんどの婦人科領域を取り扱う診療科です。

H27年度は、生殖器脱に関する疾患、子宮の腫瘍や骨の悪性腫瘍に対する疾患が多く見受けられました。

※2015年11月1日の病院移転後からできた新しい診療科であり、集計は11月から3月までの期間のみとなります。
ペインクリニック
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070350xx99xxxx 椎間板変性、ヘルニア 手術なし - - 9.53 - -
010120xx99xxxx 特発性(単)ニューロパチー 手術なし - - 6.73 - -
070430xx99xxxx 神経異栄養症、骨成長障害、骨障害(その他) 手術なし - - 16.48 - -
ペインクリニックは、疼痛(痛み)に対する疾患の専門的な診療部門であり、神経ブロックによる治療を中心に行っています。

H27年度は、椎間板の疾患に関連する治療や、ニューロパチー(末梢神経の正常な伝導が障害される病態)に対する治療目的の入院が見受けられました。

※H27年度は、新病院の移転新築に伴う診療科の編成改変で、一時診療の受け入れを休止していました。
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060370xx99x00x 腹膜炎、腹腔内膿瘍(女性器臓器を除く。) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 12.76 - -
060335xx0200xx 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし - - 7.84 - -
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 - - 6.96 - -
消化器外科は、食べ物を消化・吸収・排泄・代謝・貯留する臓器に病気が発生した時、専門的に治療を行う診療科です。

H27年度は、腹膜炎(や膿瘍)の疾患が一番多く、次いで胆嚢炎や胆石に関連する疾患の入院が多く見受けれました。

※2015年11月1日の病院移転後からできた新しい診療科であり、集計は11月から3月までの期間のみとなります。
腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx97x00x 頭頸部悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 10.23 - -
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし - - 5.53 - -
03001xxx99x3xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-3あり - - 41.38 - -
腫瘍内科は、抗がん剤を主に用い治療を行う専門的な診療科です。

H27年度は、頭部や頸部の悪性腫瘍に対する入院が多く見受けられました。

※2015年11月1日の病院移転後からできた新しい診療科であり、集計は11月から3月までの期間のみとなります。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等 手術・処置等2なし - - 10.37 - -
090010xx02x3xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等 手術・処置等2-3あり - - 15.29 - -
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等2なし - - 11.63 - -
乳腺外科は、乳癌などの乳房の病気を専門的に治療する診療科です。

H27年度は、乳癌による乳房の切除術目的で入院された方が多く見受けられました。

※2015年11月1日の病院移転後からできた新しい診療科であり、集計は11月から3月までの期間のみとなります。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - - - 1 7
大腸癌 - - - - - - 1 7
乳癌 - - - - - - 1 7
肺癌 - - - - - - 1 7
肝癌 - - - - - - 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
※各患者数が10件に満たない為、全項目で「-」となる。

※2015年11月1日の病院移転後より、「がん」に対する診療科の診療開始。集計期間が半年に満たなく、かつ、5大癌のみの集計結果の為。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
重症度 0 - - -
重症度 1 - - -
重症度 2 18 21.06 87.28
重症度 3 11 20.55 82.27
重症度 4 - - -
重症度 5 - - -
不明 - - -
H27年度の肺炎の重症度は、重症度2、次いで重症度3の対象者が多く見受けられました。平均年齢も、80歳以上と高齢の方が多く、平均在院日数も20日を超え、重症度も中等度の患者様が中心でした。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 40 5.13 72.28 0.00
その他 - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 - - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 439 25.59 74.19 27.26
その他 82 24.82 73.20 4.03
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 52 9.29 69.12 1.67
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 26 7.12 63.31 0.00
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 - - - -
その他 38 11.05 36.63 2.56
I679 脳血管疾患,詳細不明 - - - - -
当院においては、脳卒中センターを開設し、24時間365日体制で受け入れを行っている為、発症して3日以内の脳梗塞、一過性虚血発作(一時的に脳の血流が足りなくなった状態)で入院された患者様が最も多く見受けられます。また、発症から3日以上経過してから入院されたケースは、病院到着時には症状が消失してしまっていたケースや無症候性の症例が多く、後日、精査目的で入院されたりしています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 193 5.07 24.48 6.74 62.47
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 63 0.49 14.00 11.11 78.95
K1772 脳動脈瘤頸部クリッピング(2箇所以上) 57 4.37 29.95 5.26 63.05
脳神経外科においては、脳動脈瘤に対するクリッピング術が一番多く、次いで慢性硬膜下血腫の穿孔洗浄術が多い診療科です。特に、脳動脈瘤に対するクリッピング術の症例数は、全国でも屈指の年間術数を誇っています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) - - - - -
K597-2 ペースメーカー交換術 - - - - -
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) - - - - -
循環器内科においては、狭心症や心筋梗塞発症時に、細くなった血管を広げるステント留置術が多く、次いで心臓の鼓動リズムを一定に保つペースメーカーに関連する術が上位3位を占めました。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) - - - - -
K7212 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) - - - - -
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) - - - - -
消化器内科においては、結腸にできたポリープに対する手術が多く見受けられました。また、がんに栄養を運んでいる血管を塞ぎ、がんに栄養が行かないようにして、限局的に抗がん剤治療を行う手術も見受けられました。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(躯幹)(肩)(上腕)(前腕) 27 1.00 1.09 0.00 49.45
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) - - - - -
K333 鼻骨骨折整復固定術 - - - - -
形成外科においては、皮膚の下にできる腫瘍(脂肪腫等)摘出術や、皮膚がんの切除、そして鼻骨の骨折に対する整復固定術の症例が上位3位を占めました。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K093 手根管開放手術 - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
※2015年4月より、当院は整形外科の診療科はありません。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 - - - - -
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 - - - - -
- - - - - - -
心臓血管外科においては、体内で詰まってしまった血栓を除去する為の手術が見受けれました。
頭頸科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) - - - - -
K4691 頸部郭清術(片) - - - - -
K4611 甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術(片葉のみ) - - - - -
頭頸科においては、副鼻腔に関連する手術や、頸部・甲状腺の切除に関する手術が多く見受けられました。
放射線診療科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
放射線診療科においては、血管の詰まりに対する手術が見受けられました。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 - - - - -
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) - - - - -
K802-21 膀胱脱手術(メッシュ使用) - - - - -
婦人科においては、子宮に関連する腫瘍摘出等による手術が上位2位までを占め、次いで膀胱脱等の生殖器脱に関する手術が見受けられました。
ペインクリニック
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K190 脊髄刺激装置植込術 - - - - -
K1344 椎間板摘出術(経皮的髄核摘出術) - - - - -
- - - - - - -
ペインクリニックにおいては、疼痛緩和の為の微弱な電流を流す脊髄刺激装置埋込術が一番多く、次いで椎間板摘出術が多く見受けられました。
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 - - - - -
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 - - - - -
K6335 鼠径ヘルニア手術 - - - - -
消化器外科においては、結腸の癌に対する手術が多く、次いで胆のう摘出、鼡径ヘルニアに関連する手術が見受けられました。
腫瘍内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K384-2 深頸部膿瘍切開術 - - - - -
K340-4 内視鏡下鼻・副鼻腔手術2型(副鼻腔単洞手術) - - - - -
- - - - - - -
腫瘍内科においては、頸部膿瘍に対する手術と、副鼻腔に対する手術が見受けられました。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) - - - - -
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴う)) - - - - -
- - - - - - -
乳腺外科においては、その診療科名通り、乳房の疾患に伴う切除術が多く見受けられました。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 14 0.46
異なる - -
合併症の発症率としては、手術・処置等の合併症として「創部感染症(手術時に切った所に菌が入り炎症を起こした状態)」が一番多く見られます。発生率としては、1000人の退院者に対して約5名程度となります。
更新履歴
2016/09/27
1回目(2015年度分) レイアウト確認の為、空ページで更新
2016/09/28
2回目(2015年度分) 実数字公表及び説明文掲載
2017/09/28
3回目(2016年度分) 実数字公表及び説明文掲載
2018/09/25
4回目(2017年度分) 実数字公表及び説明文掲載
2019/09/06
5回目(2018年度分) 実数字公表及び説明文掲載
2020/09/28
6回目(2019年度分) 実数字公表及び説明文掲載
2021/09/30
7回目(2020年度分) 実数字公表及び説明文掲載
2022/09/29
8回目(2021年度分) 実数字公表及び説明文掲載
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