がんセカンドオピニオン外来(専門外来)
診療科について
セカンドオピニオンとは、「第二の意見」という意味で、主治医以外の医師に意見を聞くことです。
現在の医療現場では患者さん自身が治療法に納得、同意して治療を進めていくのが一般的で、がんの治療や診断でセカンドオピニオンを受ける患者さんは増えています。 セカンドオピニオンは、次々と病院を変える「ドクターショッピング」とは違い、他の医師の意見を聞くのが目的です。
聞いた上で、主治医の元で治療してもいいですし、主治医を変えても構いません。 主治医に失礼ではないかと思われるかもしれませんが、アメリカでは一般的で日本でも着実に普及しています。 患者さんがセカンドオピニオンを受けることで、今後の治療に不利益を被ることはありませんのでご安心ください。
診療内容
ご対象となる方
陽子線・放射線治療のセカンドオピニオン
- 他施設でがんと診断された方・がんの治療をされている方で陽子線・放射線治療に関するセカンドオピニオンを希望される方が対象です。
その他のがん治療(腫瘍内科含む)に関するセカンドオピニオンは、当院では行っておりません。 - ご本人の相談を原則としますが、ご本人の同意書を用意いただければご家族だけでも相談は可能です。
※患者さんが未成年の場合は続柄を確認できる書類(健康保険証等)が必要です。
婦人科のセカンドオピニオン
- 他施設で婦人科がん(卵巣がん、子宮体がん、子宮頸がんなど)と診断された方・治療をされている方で、セカンドオピニオンを希望される方 が対象です。
その他のがん治療(腫瘍内科含む)に関するセカンドオピニオンは、当院では行っておりません。 - ご本人の相談を原則としますが、ご本人の同意書を用意いただければご家族だけでも相談は可能です。
※患者さんが未成年の場合は続柄を確認できる書類(健康保険証等)が必要です。
お受けできない場合
- 主治医に対する不満に関する相談
- 医療費の内容、医療給付に関わる相談
- 死亡した患者さんを対象とする場合
※上記以外にも内容により、ご相談をお断りすることもあります。
料金
- 1回につき40分以内で1万1,000円(税込)となります。
※健康保険適用外となります。
ご予約・お問い合わせ先
陽子線・放射線治療のセカンドオピニオン
婦人科のセカンドオピニオン
医師紹介
-
放射線治療センター・陽子線治療センター センター長
髙木 克
たかぎまさる
出身大学 札幌医科大学卒業
専門分野 放射線治療一般
陽子線治療学会専門医・
認定医医学博士
日本医学放射線学会専門医
日本放射線腫瘍学会認定医
日本放射線腫瘍学会放射線治療専門医
医学物理士 -
医長
西村真唯
にしむらまい
出身大学 愛媛大学卒業
専門分野 婦人科がん治療、低侵襲手術、遺伝性腫瘍
学会専門医・
認定医・日本産科婦人科学会 産婦人科専門医/指導医
・日本婦人科腫瘍学会 婦人科腫瘍専門医
・日本産科婦人科内視鏡学会 腹腔鏡技術認定医
・日本産科婦人科内視鏡学会 ロボット支援下手術技術認定医
・日本内視鏡外科学会 産科婦人科技術認定医
・日本遺伝性腫瘍学会 遺伝性腫瘍専門医
・日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
・ロボット支援鏡視下手術認定資格