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放射線部

放射線部

部門紹介

放射線部 部長
倉重 勲

放射線部は、最新の検査機器と専用の画像処理装置を使用し、患者さんが安心して検査を受けていただくために放射線診断用画像の撮影や手術支援画像の作成を日頃の研鑚を通して患者さんの病態に合った検査の実施を行っています。また、放射線被ばく管理、機器管理を行い患者さんに対して安全な検査が行えるよう日々努めております。24時間救急患者を受け入れるよう夜勤体制を実施しております。

業務内容

主な検査機器

  • X線撮影装置(DR)×2
  • ポータブル撮影装置×2
  • マンモグラフィー装置
  • X線TV装置
  • マルチスライスCT(320列)装置×2
  • IVR-CT装置
  • 1.5T MRI装置
  • 3T MRI装置×2
  • RI(SPECT)装置
  • 血管撮影装置×2
  • 外科用イメージャー装置×3
  • 全身用X線骨密度測定装置
  • X線治療装置(リニアック)
  • 陽子線治療装置
  • ワークステーション装置

 ・Ziostation2

 ・Advantage Workstation

マンモグラフィー装置
マンモグラフィー装置

骨密度測定装置
骨密度測定装置

ポータブル撮影装置
ポータブル撮影装置

外科用イメージャー装置
外科用イメージャー装置

MRI

3T MRI装置(シーメンス社)
3T MRI装置(シーメンス社)

3T MRI装置(GE社)
3T MRI装置(GE社)

1.5T MRI装置(シーメンス社)
1.5T MRI装置(シーメンス社)

MRIとは強力な磁石と特定の周波数の電波を用いて人体を構成する水素原子の分布状態をコンピューターで画像化したもので、人体のほとんど全ての臓器、組織を色々な角度から検査することが可能です。 当院では、1.5T装置1台と3T装置2台の計3台のMRI装置が稼働しております。検査時間は20分~40分程度で、患者さんはベッドに横になるだけでMRI検査が受けられます。 当院のMRI装置は体の血管を描出するMRA、超急性期の脳梗塞を捉えられるディフュージョンイメージはもちろんの事、脳の血流状態を捉えられるパーフュージョンイメージ、脳の代謝物質を測定できるMRスペクトルロスコピー、造影剤を用いなくても脳血流が確認できるASLイメージ、脳の神経線維を画像化できるトラクトグラフィー、全身のがん検査を行うDWIBS撮影等最新の画像の提供が可能となっております。

当院では2台の320列CTを設置しております。

320列CTは従来のCTよりも撮影の範囲が広いため素早い検査が可能です。

また被ばく線量が低減されているだけでなく、検査時間の大幅短縮や心臓、脳、微細な血管等を高解像度の画像で撮影する事が可能です。

新たな画像再構成技術が搭載され、さらに低線量撮影が可能となっております。

当院CTの特長

  • 撮影時間が短い
  • 心臓や血管も拍動の影響を受けずに高精度のスキャンが可能
  • 被ばく量が少ない
  • 心臓、脳疾患に対し迅速かつ高精度の検査が可能

 320列マルチスライスCT装置

320列マルチスライスCT装置

320列マルチスライスCT装置

IVR-CT

IVR-CTは血管撮影装値と高性能CT(80列)を組み合わせる事により、患者さんが撮影室を移動することなく血管撮影検査、CT検査を行え画像下治療(IVR)を迅速かつ安全に行う事ができる装置です。

IVR-CT装置

バイプレーン血管撮影装置

バイプレーン血管撮影装置は撮影アームが2つあり、1度の造影剤注入で2方向の撮影が行えます。そのため、以前のアームが一つの装置と比較すると造影剤注入回数は半分となり、造影剤使用量の低減が可能となりました。さらに、フラットパネルディテクターを採用しているため、低被ばくで高画質な血管撮影検査が実現しました。

バイプレーン血管撮影装置

バイプレーン血管撮影装置

RI検査

RI検査とは、ごく微量の放射線を出している薬を用いて病気の診断をする検査です。

放射性同位元素により目印をつけた薬を体内に投与すると特定の臓器や組織に取り込まれそこで放射線を出します。この放射線をガンマカメラと呼ばれる装置で撮影し、その分布を画像化します。 頭部(脳)・心臓においては断層撮影(SPECT)を行うことによりCT、MRI、血管撮影の様な形態学的検査では全くとらえることのできない臨床症状に合致した病巣をとらえる事が出来ます。

RI(SPECT)装置

主な所属学会等

  • 日本放射線技術学会
  • 日本核医学技術学会
  • 日本磁気共鳴医学会
  • 日本医療情報学会
  • 日本診療放射線技師会
  • 北海道放射線技師会
  • 札幌市放射線技師会
  • 日本消化器がん検診学会

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