放射線治療科
放射線治療は、手術、抗がん剤治療と並ぶ、がん治療の一つになります。患者様のQOLを維持しながら、がんの根治を目指します。また痛みなどのつらい症状を緩和することも可能です。
当科では通常行われているX線治療に加え、陽子線治療という新しい放射線治療が可能になっており、多くの種類のがんに対して治療が可能です。陽子線治療の保険適応も増え、多くの患者様に治療を受けに来ていただいております。
我々スタッフ一同、小回りが効き、きめ細やかな対応が可能な放射線治療センターを目指し、日々の治療を行っています。
診療科について
放射線治療専門医2名、看護師4名、医学物理士2名、診療放射線技師9名、事務員4名のチームで放射線治療を行っています。 X線治療装置は、高精度放射線治療装置(Varian社TureBeam with Novaris STX system)を導入。強度変調放射線治療(IMRT、VMAT)や画像誘導放射線治療(IGRT)を積極的に行っています。
陽子線治療は住友重機械工業製治療装置を用い、ワブラー法とスキャニング法という二つの治療法を使い分けることが可能です。その病気の特徴に適した治療を選択するようにしています。またCT装置による位置合わせを行い、結果として高いがんの制御率と低い副作用発生率の両立に大きく貢献しています。
これらの機械的な特徴に加え、当院では最寄りの地下鉄駅から徒歩5分という立地も大きな長所の一つです。高精度X線治療や陽子線治療では、治療中の副作用が少なく、外来通院での治療が可能です。実際に多くの患者様が、仕事や家事を続けながら治療を受けられています。 加えて、がん治療を行う各診療科の先生との綿密な連携を行い、手術・抗がん剤治療などと組み合わせた治療も行い、総合的ながん治療を推進しております。また各専門看護師、リハビリ部門や栄養科などの多数の専門職との積極的な連携も行なっています。
診療内容
- 原発性脳腫瘍 (悪性神経膠腫,髄膜腫など)
- 頭頸部癌 (咽頭癌,喉頭癌,口腔癌,鼻・副鼻腔癌,耳下腺癌,聴器癌 など)
- 原発性肺癌 (非小細胞肺癌,小細胞肺癌など)
- 乳癌
- 消化器系腫瘍 (食道癌,直腸癌,肛門癌 など)
- 肝胆膵腫瘍 (肝細胞癌,肝内胆管癌,膵臓癌,胆道癌 など)
- 泌尿器系腫瘍 (前立腺癌,膀胱癌,腎癌 など)
- 婦人科系腫瘍 (子宮頸癌 など)
- 骨軟部腫瘍
- 皮膚癌
- 血液腫瘍 (悪性リンパ腫 など)
- 転移性腫瘍
- 良性疾患 (良性腫瘍,ケロイド など)
診療実績
詳しくは以下をご覧ください
医師紹介
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放射線治療センター、陽子線治療センター センター長
髙木克
たかぎまさる
出身大学 札幌医科大学卒業
専門分野 放射線治療一般、陽子線治療
学会専門医・
認定医博士(医学)
日本医学放射線学会専門医
日本放射線腫瘍学会認定医
日本放射線腫瘍学会放射線治療専門医
医学物理士 -
髙田優
たかだゆう
出身大学 札幌医科大学卒業
専門分野 放射線治療一般、陽子線治療
学会専門医・
認定医日本医学放射線学会放射線科専門医
日本医学放射線学会放射線治療科専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医 -
奥田 竜
おくだりゅう
出身大学 札幌医科大学卒業
専門分野 放射線治療一般、陽子線治療
学会専門医・
認定医
診療時間
| 受付時間 | 8:15〜11:30 / 11:30〜16:30 |
|---|---|
| 診療時間 | 9:00〜12:00 / 13:30〜17:00 |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 髙木 髙田 |
髙木 髙田 |
髙田 | 髙木 髙田 |
髙木 | - |
| 午後 | 髙木 髙田 |
髙木 髙田 |
髙田 | 髙木 髙田 |
髙木 | - |
※完全予約制です。
【休診・代診】
休診：6月7日(金)、8月23日(金) 奥田医師
休診：6月20(木)午後 髙田医師